11月第一週の雑記:キュビズムと糸井・伊集院対談と医療倫理
いろいろ書きたいことがあるけど、一つを掘り下げたい気分でもないので、雑記として書き留めておきます。来週、再来週、書く時間が取れない日が多いので、一つ一つについて、もう少し掘り下げたり、調べたりしたnoteを投稿するかもしれません。
キュビズム展の予習
いつ行けるかわかんないんですが、2024年の年初までやっているキュビズム展に行こうと思っています。できれば年内に行っておきたいところ。
キュビズムと言えば、ピカソですが、天才芸術家という評価と同時に「ピカソ」は「わけがわからん」という代名詞にもなっています。人によってはドラクエの呪文でいう「パルプンテ」と同義です。
ピカソをわからなくしている一つが、キュビズムの作品でしょう。
もちろん、作品を見たままを感じるというのもいいんですが、普段、遠近法でしか三次元を意識していないので、「視点」を増やす、「視点」を変える、ことで、事物をどうとらえることができるか、もっと知って、見に行くものいい気がします。
行くまでに予習をしようと思います。きっと解説動画もたくさんあるでしょう。
遠近法以外の視点については、先日、少し学んだばかりです。
「伊集院光さんと糸井重里の #1101の学校 」
11月1日に「伊集院光さんと糸井重里の #1101の学校 」という伊集院光さんと、糸井重里さんの対談がありました。
仕事しながら聴いてましたけど、二人の対談がすごくよかった! 二週間、アーカイブが残るらしいので、とりあえず二週間は毎日、ちょこちょことアーカイブを聴こうと思ってます。来週、再来週のnoteには、何回かこちらの対談のネタを書くことが出てくるでしょう。
以下のnoteの最後に書いた「旅の計画をはじめた時から、旅は始まっている」という文句も、こちらの対談からお借りした言葉ですね。
医療倫理の4原則
今週、超超忙しいのに、仕事終わりにブラックジャック展に行ってきました。
展示自体は、いろんな作品を思い出し、少し眼をうるませながら、見てまわりました。展示の内容はともかく、気になったことの一つに、展示のある壁面に「医療倫理の4原則」という文言があったことです。
仕事を通じて、技術者倫理という言葉に触れたり、某団体の倫理委員会に少し関わらせていただいたこともあり、「倫理」という言葉に少し敏感です。
4原則は、ざっと以下の内容です。
自主尊重原則:すべての情報を与えられた上での自由な意思決定を下すことができること
与益原則:患者とその家族の最善の利益に役立つような行動をとること
無加害原則:まず第一に、害を与えないこと
公平・正義の原則:医療資源の配分、負担の配分、それぞれについての説明責任を果たすこと
今でこそ、普通な気がしますが、癌の告知など、40歳代後半の私でも、情報が患者に与えられない時代を少しは知っています。今では情報をまったく隠してしまうことがあった時代が信じられない感じですね。
ブラックジャックは、患者の自主を尊重することには厚かった気がしますし、患者家族は感じてなかったかもしれませんが、ブラックジャックの主観で、与益原則は守ろうとしていたでしょう。
漫画というフィクションを盛り上げるため、無加害原則に関しては怪しい印象ですね。一時的に、害を与えてでも、目指す最高得点を取ろうとすることが多い印象なので、その過程で失敗した話も読んだ気がします。
あとは、設定から始まっている問題でもありますが、医療資源の配分についても、彼自身の経験と思想に基づいて決めていますよね。
彼の中では、4原則を死守してたかもしれませんが、今見ても、倫理面で結構、あやしい医者だったんですね。
最後に
11月、12月とやたらと忙しいです。
でも、何とか隙を見つけて、映画館に映画を観に行きたいし、美術館の展示にも行く予定です。何とか2023年を乗り切りたい。もし年末時間が取れたら、またおせちでも作ろうかな。今は、そんな穏やかな年末が想像できません。一つ一つ片づけていきます。一つ一つ