「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー13日目の授業紹介は、
三國万里子さんの『編みものは、毛糸で編む物語です。』です。
授業紹介・視聴動機
ずっと編み物できる人に憧れています。最初は、映画『女王蜂』で金田一耕助扮する石坂浩二が、事件解決のヒントになる編み図をヒントに一人、編み物をする姿に。
その後、高村薫さんの『新リア王』だったか、ある青年が漁船の中で持て余す時間の慰みに編み物をしているシーンが印象的でした。黙々と編み物をする人に、自分の思考を重ねているような姿勢を感じていました。
編み物自体には、興味はありませんでしたが、いつかできるようになってみたいことの一つです。すごく昔、母にちょっとだけ教わりましたが、身につくまで、興味が続きませんでした。
でも、編み図を前に行ったり来たりする姿に憧れています。できるといいなと思いつつ、できないものの一つです。
三國万里子さんの言葉
三國さんの編み物の原風景
そうそう、孤独と向き合ってる感です。人ってそうそう孤独と向き合うことはできない。無理に思考に意識を向けるか、そこから逃げて騒がしさを求めるか。
思い出の一つ
やっぱり、ここでも「本物」という単語が出てきますね。最近、ほぼ日の學校の授業を視聴していると、たびたび出てきます。
編み物の身体性
やっぱり、体を通して、作るものだから、集中して取り組む、向き合うというだけでなく、自分のゆるい部分も、カチッとした部分も出てしまうんでしょうね。いつかきっと、自分の体を通してできたセーターを見てみたいと思いました。
まとめ
編み物を知るための授業ではなかったけれど、三國万里子さんのことが少し理解できました。編み物ができる人に対する憧れはやっぱり憧れのままあります。母が生きているうちに、教わっておけばよかったな。母は、編み物を覚えた当時、田舎を離れて東京で暮らしていたころで、祖母に教わったわけではなく、デパートの売り場でいろいろ店員さんに聞いて覚えたそうです。今は動画もある時代なので、知らない人に聞く勇気を出さなくても、できるはずです。きっといつかやってみたいと思います。