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子どもにプレゼントする絵本選びに困ったら…

※「ほぼ日の學校 Advent Calendar 2021」7日目です。

40年以上続いている「絵本のある暮らし」をテーマにした月刊誌「MOE」の編集部三人の授業です。

「こどもの絵本は、大人の絵本でもあります。」
門野隆 (月刊MOE編集部 編集長)
位頭久美子 (月刊MOE編集部 プロデューサー)
森下訓子 (月刊MOE編集部 プロデューサー)

絵本は、思えば「画集」でもあり、掌編小説でもあるわけ
で。こどもも好きかもしれないけれど、大人も好きなアー
トです。雑誌「MOE」編集部が、絵本の広い深い世界をご
案内します。

クリスマスが近づくこの時期、子どもに絵本を贈りたい人も多いでしょう。
でも絵本を選ぶのって本当に難しい。たくさんあるし、大人の自分がいいと思った絵本と、子どもが嬉しい本は違う。こんな本どこがおもしろいんだろう、と思って読み聞かせたら、子どもがめっちゃ楽しそうに笑ったり。

絵本選びに困っていたら、この授業を覗いてみることをオススメします。

絵本って、毎年、約2千冊が新しく発売されているそうです。数が多いから初版部数はすごく少なく、3千部や4千部だそうです。どうしても棚に並ぶだけで埋もれてしまう。ただ埋もれさせたくなくて、「MOE」でも、絵本屋さん大賞などの取り組みをしているそうです。

絵本って、ほんとに数が多い。子どもに買っていく絵本を本屋さんで選ぶとき、すごく苦労した記憶があります。

授業では、いろんな絵本を紹介してくれます。

最近人気の絵本(7作品)、ベストセラー(5作品)、世界でも人気のある日本の絵本(1作品)、大人にもオススメ アートな絵本(4作品)

ベストセラーの1位の本は、なんと700万部も売れているそうです!
絵本って保育園や図書館に置かれていて、みんなで共有するものでもあるのに、700万部も売れてるなんて。作品自体は40年前、50年前の本もあるので、長く長く読み継がれてくものなんですね。

そして、最後に、編集部の三人が、宝物の絵本を紹介してくれます。
この紹介が一番、聞いていておもしろかった。私もそんなにたくさん絵本を読む子どもではなかったですが、それでも、強烈に記憶している絵本、雰囲気だけは覚えてる絵本があります。大事にしている三人の紹介している絵本はきっと子どもも喜んでくれると感じました。

編集部の位頭さんは言います。

絵本の魅力はあらすじとか
ストーリーと関係ないところ

そう、言葉一つが心の留まったり、絵の一部が目の奥に残っていたりしますよね。子どもと一緒に絵本が読める時間は短い。私も、もう息子は読んでくれないでしょう。今、絵本選びに悩んでいたら、この授業を見て、気になった絵本を一緒に読んでみてください。


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