noteを毎日書くだけで、打席に立っていると言えるのか?
私は、打席に立てているのだろうか?
「noteに書くこと」が、打席に立つことだと思っていたが、そうじゃないのかもしれない。
私は、書いているnoteがもっと読まれたいと思っている。
noteを書くことで、エッセイストやライターとして、有名になることが第一義ではない。もちろん、有名になってチヤホヤされたいという欲求もあるが、そこそこの幸せを維持するために、今より自分に向いていることでお金を稼いで暮らしたい。
「有名になりたい」というの気持ちはある。しかし、現代では、ちょっとしたことで仕事がなくなることもある。失言もそうだし、不倫などの素行不良もそうだ。私が超有名にでもなったら、すぐに失言や素行不良で仕事を失くしそうで危険が危ない。ハニートラップでもひっかけられたら、浮かれた私をひっかけるのはちょろいだろう。妻が覆面して現れて、私を騙して奢らせて、飲んでホテルまで行っても、覆面を剝がすまで妻に騙されているとさえ気づかないかもしれない。
そんな自分を理解もしているので、有名になってチヤホヤされることが第一義ではない。
そうはいっても、書かれた記事は、コンテンツのおもしろさ以外に「書き手が誰か」という要素がとても大きい。日々取り組んでいて、私自身が大事にしたい行為でもあるので、書くこと自体の評価を下げたくはないが、10:0とは言わないまでも、9:1くらいで書く人が誰かで読まれるかが決まることもある。
誰にも知られていない、実績もない私が、映画や音楽について語ったところであまり読まれない。が、映画評、曲、歌詞に対する短い感想を宇多田ヒカルさんが一言でも発すれば、私の1億倍は読まれるだろう。さらに、目にした誰かが記事にして、ニュースにまでしてくれる。
同じ内容であれば、知名度は少しでもあったほうがいい。読まれるためにも、少しは有名にはなりたい。
とにかく、他の人より頑張りすぎずに続けられる「書くこと」の周辺に収入があることが望ましい。その出発点として、書いたnoteが読まれてほしい。名刺代わりのnoteが欲しい。
で、noteを毎日書くことが、将来のための打席に立っていると思っていたが、本当に打席に立っていると言えるだろうか。という最初の疑問に立ち返る。
今日、こんな投稿を見かけた。
もし、山口周さんのおっしゃる打席に立つことが、私にとってnoteを書くことであれば、打率1%でもこの3ケ月で100打席以上立っている私はヒットを打つ確率が63.4%あるはずだ。実際には、ヒットしたnoteはゼロ。これまで数年間のnote全部では、すでに1,000投稿以上あるが、5,000ビューを超えたnoteが3つ。4,000ビューを超えたものが2つ。その程度だ。
山口周さんの例よりも私の打率がもっとずっと低いのか、打席にも立てていないかどちらかだろう。
ヒットが出る確率は、「1ー(ヒットが出ない確率)のn乗(連続してヒットが出ない確率)」で計算すればいい。打率が0.1%と仮定した場合でも、1,000打席立てば、少なくとも1回はヒットが出る確率は約63%を超える。 うーん、、、たぶん私の打率は、さらに低いのかもしれない。
実際に、noteを書いたことで本まで出版する人がいるのだから、同じプラットフォームに投稿している以上、打席には立っていると信じたい。
noteの仕組み上、実は、ビュー数やシェア数が増えるごとに、他人のおすすめに上がる回数が増えるなどの機能があれば、有名になった人たちは、noteを書いた時点、すでにある程度のビュー数を稼いでいて、一軍の試合の打席に立っていたのかもしれない。そして、私はまだ誰のオススメにも上がらない、三軍、四軍の試合の打席に立っているのかもしれない。
まずは、やっぱり一つ一つのnoteをおもしろくするための工夫、打率を上げる取り組みや練習が足りないのだろうか。
どうすれば、打席に立てるのだろう。打席に立っていると実感ができるのだろう。
芸人さんが、どうすればウケるのだろう、売れるのだろうと悩む気持ちに近いのではないだろうか。私が売れる日は果てして来るのか。明日の舞台(note)でどうやればウケるのか…。
そんな答えを探すため、今月末に発売される、ノンスタイル石田さんの本を読んでみたい。
私の答えも石田さんの『答え合わせ』に載っているとよいのだけれど。
M-1のあと、ナインティナインのオールナイトニッポンで、M-1の解説をされる石田さんの話がとてもおもしろかった。その笑いの仕組み・背景が知れる本が出版されるなんて、とてもありがたい! 今日は、ノンスタイルの漫才を聴きながら眠ることにしよう。ウケますように。売れますように。
もし打席にすでに立てているのであればとてもありがたいことではある。野球の試合であれば、ヒット一本も打てていないのだから、試合に出してはもらえないはずだ。打席に立てているだけでとてもありがたいことだ。でも、立てていないのであれば… 誰か私にやさしく教えてください。