0歳の子育てで大事にしたいこと
小寒を過ぎ、大寒を迎えるこの時期、寒さがとくに厳しくなりますね。長野県諏訪湖の御神渡りが3シーズンぶりに見られるかも?というニュースを見ました。
暖冬だった昨年に比べ、今年はしっかり寒く、冬らしい冬だという気がします。ですが、とにかく雪などによる被害が出ない冬であってほしい・・・と思います。
赤ちゃんから小学校高学年まで、どの時期にどういう遊びをして
どういう声かけをしたら、心と身体が育つのか、日本にはそれを伝えまもってきた子育ての知恵がありました。
おばあさんたちが何百年も伝えてきたものでしたが、今はそれを伝える人がほとんどいなくなってしまいました。
ここではその少しをぽつぽつとお伝えしています
今日は久しぶりに0歳のことを・・・
0歳といっても、生まれてすぐの新生児から、お誕生日に近い11か月では全然違いますね。それをひとくくりにしてしまうのはちょっと無理があるのですが、それでもとても大事にしたいことがあります。
それは
人の顔を見るように育てること
です。
新生児の頃はまだよく目が見えませんから、人の声が頼りになります。
その頃から、話しかける時は赤ちゃんの真正面で話しかけるように心がけます。そうすると、
自然と人を正面で見る(とらえる)癖がつくんだそうです。
目が見えるようになってきたら、特に意識してお名前を呼んで目を合わせて話しかけるようにします。
お母さんは忙しいですからね、あちこちと用事をして、あまり目を見ないで相手をすることもあるかもしれません。
特におむつ替えの時は、ついついおむつやお尻ばっかり見て、目を見ていなかった、ということがよくあります。
おむつ替えの時も、おむつとお顔と交互です。ちょっと忙しいですね!
寝返りしたり、ずりばい、はいはいしたりするようになると、とたんに興味が周囲の物に移るので、名前を呼んでも振り向かなかったり、目を見てくれなくなったりします。おもちゃに強い興味も出てくるので、ついつい、おもちゃまかせにしてしまう・・・ということも。
でも、そうすると、ますます人の顔を見なくなってしまうので、そこは適度に加減が必要です。よく遊んでいていいからと、おもちゃ任せにしない方がいいのです。
ではなぜ目を見て、人の顔を見て欲しいのか…
それは、
人の顔を見ることで人の気持ちを感じとり、心を通わせることが出来るから
そして、
それを身につける時期が0歳の時だから
なのです。
あとから身につけようとしてもこれはなかなか身につけるのは難しいんだと、おばあさんたちは言っていました。
テレビやスマホ、タブレットは、将来の眼のことを考えても、出来るだけ短時間の視聴がいいでしょう。
刺激の強いものに慣れてしまうと、人の顔や目をあまり見なくなってしまうということがおきてきます。それはこの時期とてももったいないので・・
0歳の間は、接するときはいつも赤ちゃんの目を見るように、話しかける時も正面から出来るようにするように心がけていただきたいなと思います
ちょっと大変かもしれませんが、そうすることがこの後来るいやいや期を、楽しく乗り切るコツにつながってくるのです。
今日は0歳の時に大事にしてもらいたいな~という
日本のおばあさんが大事にしてきた知恵をお伝えしました。
ピンときた方は取り入れてくださると嬉しいです。