不登校の問題と考え方【〇〇停止はアウトという話】
こんにちは。のはLaboです。
今日は「不登校」について書きました。
不登校の問題、悩んでいる方もいると思います。
「どうしてうちの子は学校に行かないの?」
「うちの子の問題?学校?それとも?」
気になりますよね。
私も、多くの不登校の子ども
保護者の方と出会ってきました。
不登校の ”問題” というと
不登校 = 悪いものと捉えがちです。
「どうして不登校=悪い、と感じるのか?」
「不登校をどう捉えたらいい?」
「そもそも学校って何しに行くの?」
というように、
問題を悪いものではなく、
「問い」の一つだと考えてみると、
不登校についての見方が変わったり、
学校教育について考えてみたりする機会に
なると思います。
それではさっそく見てみましょう。
結論:不登校もいろいろな見方ができる【思考停止はダメ】
不登校 = 悪い ではない
「不登校 = 悪い」
これを、
一つの見方である、と考えてみましょう。
学校に行くことは当たり前(前提)となっていますが、
当たり前(前提)は人の数だけ存在します。
事実、今は学校以外にも数多くの選択肢があります。
フリースクールやオルタナティブスクール、
家庭学習などです。
そうは言っても、
やっぱり学校は行かないとダメじゃない?
と思いますよね。よく分かります、、、
それでも、
それも一つの見方
と考えても、損はしませんよね。
不登校 = 別にいい でもない
では、
不登校はオッケーなのか、
ということでもないです。
学校に行くことで、いろいろなことを学び
成長していく子どもがいます。
これを読んでくれている皆さんも、
多くの人は学校でいろいろ学んだことでしょう。
結局どっちなんだ?
不登校 = いい/悪い、どちらもです。
登校も不登校も、選択肢の一つ
登校も不登校も、それぞれ選択肢の一つです。
いろいろな見方をしてみましょう。
多くの人は学校教育という道を通っていきます。
だからこそ、
見方が偏ってしまっている可能性があるのです。
例えば、
こんな話をよく聞きます。
「学校に行くメリットは〇〇」
「不登校のデメリットは△△」
あれ?
何か不足していませんか・・・?
そうです。
「学校に行くデメリット」
「不登校のメリット」
という見方が不足しています。
学校に行くことが当たり前(前提)になっていると、
「学校に行くメリット」「不登校のデメリット」しか
検討材料にならないのです。
不登校に対する勘違い
「学校に行かない子どもは、朝ゆっくり寝れるし、
いつでもゲームができるし、楽でいいよね」
不登校の子どもに対して、
多くの人が抱くイメージです。
実際に不登校の子どもと話をしていて、
「学校に行かないのは楽でいい」
と考えている子どもはいません。
本人はいろいろなことを考え、そして不安になっています。
不安だからこそ、学校に行っていない時時が
一番考えています。
「みんなは今何の授業を受けているだろう?」
「自分はこの先どうなるのだろう?」
考え疲れてエネルギーを失ってしまうので、
朝が起きられないのです。
眠ることで失ったエネルギーを回復させないといけないのです。
それでも「学校に行くよりは楽でしょ」と思うかもしれません。
登校への勘違い
「学校に行くよりは楽でしょ」ということは、
「学校に行くこと = きついこと」
ということになります。
ここに問題があるのではないでしょうか?
そもそも学ぶことは楽しいことです。
できないことができるようになったり、
分からないことが分かるようになったり、
自分の得意なことを誰かのために使ったり、
苦手なことを誰かに助けてもらったり、、、。
「いやいや、学校ってきつかったよ・・・」
分かります。
そうならないようにすることが、
これからの学校の課題です。
結論:【思考停止はダメ】
何かに対して、
一つの正解を探したり求めたりして、
そこで考えることをやめてしまうのは
もったいないです。
これからの時代は、
正しい正解を求めるのではなく、
正しい問いを立てることが必要な時代です。
「自分はどうしたいのか?」
「自分にとって、それはどういうことなのか?」
「それが相手にどう影響するのか?」
「そして自分は何を選択するのか?」
学校も、学校の必要性や存在意義を
改めて問うことが必要な時代だと思います。
正しい問いを立てるコツについては、
で書いてますので、ぜひ見てみてください。
参考になるところがあれば嬉しいです。
ありがとうございました。