#続・学習者起点 学校では教えてくれない!?「お金の本質」について授業で考えてみた。
まえがき
「はたらく」目的のひとつに、お金がある。お金の本質については、私は30代後半で知り、ある程度理解することがきた。
学習者起点の授業展開でお金の本質にせまる授業を実践した。お金とは何かを学生時代に知ることは「はたらく」ことや「経済の仕組み」の本質にせまるうえでの基本知識として必要であろう。
お金の本質は何かについては、書籍等を参照して頂きたいと思います。ここでは、授業での展開例をご紹介します。
1.常識とのズレに気づく(導入)
1万円札に1万円の価値があるというのは思い込み(概念)であるといギャップに気づかせる。
(1)1万円=20円
1万円の製作費や約20円である。残りの9980円はなんだろうか。
(2)貯金をおろすと紙幣が足りない
日本で、流通する紙幣は約120兆円である。しかし、日本人の持つ現金・や貯金の総額は、約1000兆円である。残りの880兆円ってどこにあるのだろうか。
2.紙芝居によるロールプレイング(展開)
お金の本質にせまるため、Web紙芝居をつくり、ロールプレイングで生徒が役割を演じながらお金の本質にせまる活動をした。
この紙芝居は、以下サイトを参考に作成しました。
ありがとうございます。
3.信用を高めるために今日からできること(まとめ)
お金は、信用であることを知った生徒が、今日から信用を高めるためにできることをまとめとした。
あとがき ~今だけ、金だけ、自分だけ~
東京大学教授 鈴木宣弘氏のことば
日本のリーダーたちは、この「3だけ主義」に陥ってる。日本の社会にも「3だけ主義」が蔓延している。社会も組織も自分も持続できない。
お金の本質を知る。お金の本質は、信用である。信用は「今だけではなく未来」、「自分だけはなく相手が必要」に気づけば、「3だけ主義」の未来はないことは明白である。
参考
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