創作活動を発展させる著作権
YouTubeなどの動画共有サイトで投稿者がプロの歌手などの創作者(以下、クリエイター)の楽曲を演奏していることがある。クリエイターの創作活動はどのように守られるのか。
1.JASRAC
YouTubeはJASRAC(社団法人音楽著作権協会)と契約をしている。そのため、投稿者は、YouTubeでJASRACが管理している音楽を演奏しても、その使用料を支払う必要はない。(2008年10月締結)
https://japan.cnet.com/article/20382484/
2.ビジネスモデル
YouTubeとJASRACのビジネスモデルを図で示した。クリエイター(作詞・作曲者など)は、YouTubeで楽曲が再生されるとJASRACを経由して、使用料を得る。そして創作活動的が活発になる。
また、このモデルでは、YouTubeからは支出のみである。実際、YouTubeは企業等から広告収入を得ている。投稿者は、企業名等の視点では広告媒体のひとつであり、再生回数が多い投稿者は広告効果が大きいことになる。
動画SNSやブログに投稿する発信者は、その動画サイトやブログサイトがJASRACと契約しているかどうかを確認し、JASRACが管理する楽曲を利用しよう。
3.文化の発展
著作権を守る。創作活動を守る。理由は、日本の文化を発展させるためである。
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