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【積読日記3】ポスト・サブカル焼け跡派/2010s/モヤモヤの正体/ロバート・ツルッパゲとの対話/Number

さすがにそろそろ財布がヤバい気がする。スペースはまだある。でも新刊は待ってくれない。と、思ってた矢先に3年前にもこんなことを書いていた。っていうかFacebookで時々7年前の投稿とか見せられるといつの間にそんなに月日が!という気持ちになりませんか。

コメント 2020-02-02 221640

今週は併せて読んだらええんちゃうかと2冊になった本、偶然出会った本、待ってた本、そして雑誌が仲間入りしました。昨日本屋博で買った本や今日届いた本もあるんですが、とりあえず。

批評ユニットTVODさんの衝撃のデビュー作、だそうです。帯文も錚々たる人たちが並んでいて、このタイトルとこの帯のメンバーたちを見ればひっかかるよね、と言うとすごい悪意があるように読めてしまうな、と思うのだけれどそんなことはなくて、正しいターゲティングなんじゃないかってことです。50ページにおよぶ年表もよさげ。TVODさんは84年生まれの二人組で同世代ということもあって、どんな風に見てらっしゃるのかもすごく気になった。

ポスト・サブカル~が1970年代から語っているのに対して、こちらは2010年代のポップカルチャーについて。そして世界中で起きていることも射程に入っている様子。

「脇道にそれる」の尹雄大さんの本。もっと早く読めばよかったな、と思ったので、今回はすぐに買った。タイトル的には宮崎智之さんの「モヤモヤするあの人」や富永京子さんの『みんなの「ワガママ」入門』、あるいは昨年話題になった綿野圭太さんの『「差別はいけない」とみんないうけれど。』とかと距離感が近いのかな、と思ったりもしながら楽しみにしていた本。起きていることについて一度そのまま受け止めて考えてみようぜっていう感じの本が増えている気がする。これはLifeの2019年のオススメ本紹介イベントでも話を聞いてて感じたところ。

寡聞にしてワタナベアニさんもセンジュ出版さんも知らなかったのだけれど、インパクトのある表紙と、ロバート・ツルッパゲというどうしたってふざけてるとしか思えないネーミングに目を止め、そもそもこの表紙のオッサンは誰なんだと思って手に取ったら、最大限の無関係さを込めて書かれたという前書きまであるし、なんじゃこれ、と思って買った本。正確には昼休みに一度戻して退勤後に買いました。早速読み始めている。

ZINEを作る!ってやってるのに再入門かよ、と言われると困るし、スーパーラグビーとかサンウルブズには言及ゼロかよ、とも思うんですけど、やっぱり買ってしまった。筒香のインタビューもあるし……。

しかしまあこれまでよりも読むペースも上がってる気はするのだけれど、それ以上に買ってしまっている。出版不況とは言いつつ、毎月のように面白そうな本は出るし、これまで出た本で読みたいのもあるし、どうしたらいいんでしょうね。


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