私がイラストレーターになったきっかけ
このエピソードは今から8年前ぐらいの話です。前に自己紹介の記事を書いたのですがその後半部分になります。
こちらが自己紹介↓
イラストレーターになる前、私は会社員をしてました。
とはいえ正社員ではなく派遣上がりのパート社員というビミョウな立ち位置。親会社は戦前から続く安定した老舗企業、私はそのグループ会社で営業事務をしていました。穏やかで落ち着いた、今思えば本当に過ごしやすい社風でした。
ある日、手足の関節が腫れ、痛みが出ていることに気づきました。腕や体に見慣れぬ紅斑ができて、悪寒と発熱。いろんな病院に行って検査をした結果、辿り着いた病院で病気が発覚。
早いうちに適切な処置を施す必要がわかり、あれよあれよという間に入院することに。
しかもこのタイミングで会社が解散。 親会社に異動になる話も出ていましたが、入院するならば……と、まずは療養を勧められ、無職にとなりました。
その後、無事に退院し、症状もだいぶ落ち着いてきたので社会復帰を考えた時。
入院中、なぜ自分はこんなところにいるのだろう?という疑問と共に、
「このまま死ぬこともあるかもしれない」
と感じた瞬間を思い出しました。
思ったほど死は遠くないというか。
もしかしたらあと何年か、
いや、何ヶ月か先に私は死ぬかもしれない。
だったら心残りなく、
本当にやりたいことを選んだ方がいいんじゃないか。
そんな気がしたのです。
そして考えた末、
20代前半の頃、挫折して諦めたマンガ家・イラストレーターの道をもう一度目指したいという心の声に気がつきました。
イラストレーターの仕事がうまくいくかどうかはわからないけれど、でも私はこの仕事をやっていきたい。
子どもの頃から憧れて、20代の頃にうまくいかない現実を思い知って挫折したんだから、大人になった今、もう1回ちゃんと挑戦していきたい。
そう思って、イラストレーターとして再始動を決意しました。
そこから数年を経て今に至ります。
その間も決して順風満帆ではないし、遠回りしていたところがたくさんありましたが、おかげさまで今はこうしてイラストレーターを続けてます。
迷いの多い人生だけれども、なんとか今は自分の中で満足度がちゃんとある、感じる場所にたどり着けているんだなと思っています。
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