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草野球界でよく見る野球メーカー考察【流行りと定番】

キャッチャーとして対戦相手を観察する中で、道具へのこだわり具合は結構な着眼点

やはり強い草野球チームは外見からイケている。キャッチャーとして座っている中で相手チームが使っている道具や着こなしへの力の入れ具合は必ず観察しておくと、そこから得られる情報をもとに配球や試合運びにも必ず役に立ちます。これまでの経験から、強いチームが装着している道具やメーカーのチョイスにいくつか共通項があるなぁと思い、完全なる独断と偏見で書き記していきます。

バット:ミズノ社製の「レガシーメタル」
ミズノというブランドは多くの草野球選手にとって、ミズノの存在は「野球を始めた時からいつもそこにあった」と言っても過言ではないですよね。グローブはもちろん、バットやスパイクも充実しており、その製品の信頼性は抜群。プロのスポンサーでも一番よく見るメーカーだが、草野球の舞台でもその人気は絶大。特に強いチームに特徴的なのがバット。打席に立つバッターが「レガシーメタル」を始めとしたバットを持っているとだいぶ警戒値が高まります。。

キャッチャーミット・防具:ゼット(ZETT)社
ゼットも草野球選手から絶大な支持を得ているブランドの一つです。「学生時代からずっとゼット派!」というプレーヤーが多く、こだわりの強い熱いファンが多い印象。特にキャッチャーミットに強みがあり、「キャッチャーやるならゼットしかない!」という声もよく聞きます。価格帯も手ごろで、長持ちする製品が多いため、コストパフォーマンスを重視する草野球選手にとっては非常にありがたい存在です。品質が安定しているため、試合用・練習用の両方で長年使用している選手も多そう。キャッチャーの防具含めて色が派手だったり見せ方としてこだわっていると一目で「強そう」とわかります。ゼットの防具×キャッチャーミットで統一しているチームは大体強いです。赤×タンの色合いは本当にかっこいいと思う。

スパイク:アシックス(ASICS)社
アシックスと言えば、スパイクやランニングシューズでお馴染みですが、実は草野球界でも大人気です。特にスパイクの「履き心地が抜群!」という声が多く、走りやすさを重視する選手には欠かせないブランドです。最近まで大谷翔平が使っていたこともあって、2020年以降急速に野球界で浸透した印象。スパイクも手頃な価格で買える割にはデザインが素晴らしく、グローブや他の道具は他のメーカーでも、スパイクだけアシックスのちょっといいモノを使っている選手は塁に出ると足を使ってきそうなイメージがあります。

ピッチャーのグラブ:SSK(エスエスケイ)社
SSKは、日本のプロ野球選手からも支持を受けるブランドですが、草野球選手たちにも「憧れ」の存在です。なんといっても私が一番支持しているメーカーがこのエスエスケイ。渋い職人的こだわり感が好きでたまらないです。
エスエスケイの小洒落たグラブのピッチャーはだいたい本格派で、投球センスもいい印象。我が野毛ペッパーズの防具はエスエスケイで統一しています。唯一キャッチャーミットだけはエスエスケイが選ばれづらいんだよなぁ。。

バッティンググローブ:ローリングス(Rawlings)社
ローリングスはアメリカ発祥のブランドですが、日本でもその名は広く知られています。スタイリッシュなデザインも人気の一因で、「見た目がカッコいい!」という理由で選ぶ選手も少なくありません。なんとも言えないメジャー感があって、強打者がローリングスのバッテを使っている率は結構高い気がします。シール型のアイブラックをつけた選手がローリングスのバッテで打席に立ってくると、中々強気の真っ直ぐ勝負はしづらいかなぁというところ。

各メーカーは、草野球選手たちのニーズをしっかりと捉え、その分野で強みを発揮しています。プレーヤーそれぞれのプレースタイルやポジションに合った製品を選ぶ楽しみが、草野球をさらに面白くしてくれるポイントですね。


野毛ペッパーズという草野球チームで「2030年12月31日までにドジャー・スタジアムでプレイする」という目標を持って活動しております。詳しくは下記記事をご覧ください!!



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