人工知能が「生まれてもいい」時代は来るのかな……――映画コナン「ベイカー街(ストリート)の亡霊」を見た
コナン映画履修2回目です。
ネットによるとこれも最初に見ておいてほしい作品らしいので手を出してみるぞ。
ノリがわかってきた
IT社長のおっさんがジャックザリッパーの子孫って聞いてちょっとビックリしすぎて笑ってしまった。でも面白いと思う。これがカオスの片鱗なんだ! と沸いた。
愛聴しているネットラジオでたびたび「コナン映画はちょっとぶっ飛んだところがある」ということが言われており、そこも楽しみにしているポイントだったのだ。
こう、とにかくドデカいアクションと、ぶっとんでるけど面白い設定と、コナンくんが頭脳でピンチを切り抜けていくのを楽しみつついろんなカップリング要素を楽しむ。そういう感じでいいのかもな。
今回でいちばんテンションが上がったのは蘭ねえちゃんが列車から身を投げてジャックザリッパーを道連れにするシーンだった。これって仮想現実っていう設定でしか無理なので、設定を生かしてる~~~! って興奮した。
公共の利益のために、ここで自分にしかできないことをやるんだ……。
人類が人工知能を「使ってもいい日」来るのかな……
ラストでヒロキくんが「(大人たちが悪用するから)人工頭脳なんてまだ生まれちゃいけなかったんだ……」って言ってて感慨深かった。
2024年、人工知能が悪い大人の金儲けと承認欲求満たしの道具になっている。
そう思うと、本当に使ってもいい日って訪れるのだろうかと思った。早く法の秩序が行き届くといいな。
ガキンチョ更生なし!?
かくして、生還した子供たちは冒険を経て成長した。めでたしめでたし。
ちょっと待って。諸星くんが更生していない。
彼はヒロキくんに乗っ取られていたから実際にはコクーンの中で何にもやってないのだ。
あの子だけ冒険してない。成長してない。友達に置いて行かれている。クソガキのままだ。
ある意味「ざまあ」であり「クソガキわからせ」だ。容赦なさすぎてちょっと気の毒になってくる。
今回も楽しめた。
あとめちゃくちゃ気になったのはジャックザリッパーの衣装がエロすぎること。なんやねんあのスケスケ網タイツインナーは。当時のV系の衣装みたいなイメージなのかな。
赤毛に長髪……当時のイケメンキャラって感じで、嫌いじゃない。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?