見出し画像

女子に帰還するための会議

 年末、親友と「女子性」を取り戻すための会議をしたので備忘録としてここに書く。

 私の紹介はこちら↓

 私は結婚、子供は完全に諦めてるし、願望もないのだ。恋愛する未来も全く見えない。この気持ちはどううしても変わらない、今の生活からその生活へのメリットが見つからない。これが精神的に女性を捨てるきっかけだった。
 私がまだ女性と生きてた最期に上司で仲良くしてくれてた男性の奧さんが妊娠中、出産後にしつこく誘われたことが大きかった。このことがきっかけに女性らしくいることがバカらしくなって「女性性」を捨てた。

 正直この生活ってすごく楽なんだよ。誰からにも期待されない、誰からにも女性として扱われないように外見を全く整えない、精神的には楽だったが、この生活が仕事に直結してしまい仕事が完全に上手くいかなくなった。

 私は「女子性」「女性性」をテーマにしてる作家だったからだ。
「女ってしんどいよね、でも頑張らないと」みたいな原動力の私が、頑張ることがしんどくなって辞めたのだ。それは作品の細部まで直結した。私は女性性も捨て仕事も終わった。

 親友は1つ上だけど、恋愛はしてないが、5年間片思いの男性がいて失恋したり、母親に結婚について会うたびに聞かれたり、職場のおじさんがちゃんと女性扱いをしてくれてるおかげで「女性性」が保たれてると言ってた。本人も結婚願望も出産願望もあり、いつも理想を語ってくれる。
 昔は「いい歳しんどいなこの人」って思ってたけどこの諦めない気持ちが本人の女性性を保ってる。

 本人曰く、人を思う気持ちもしんどいし、いい歳して母親にまだ結婚について尻を叩かれたりするのもしんどい、職場のおじさんに女として見られるのも嫌だけど、日々の生活で女性として扱ってくらる人がいるから女性としていられる、体型はデブ家系だからずっと太らないように気おつけてると言っていた。

まず、痩せよう

 親友は、仕事が疲れた時に友人と異常に焼肉をバカ喰いすることがあると言っていた、あの時客観的に自分を見て吐きそうになるまで沢山食べるという行為は「自傷」行為なのではないかと気づいたと、それは心が仕事で疲労して精神が乱れてるからだという結論になったらしい。沢山食べて太ることは良いことではないと。

 偏見だけど、「デブ専」の男性っているけど、やっぱり食べたいもの食べて、不健康な女性がタイプって気持ち悪い、もし自分がイケメンで金持ちで女性を選び放題なら「デブ」を選ぶのか?

 いくら外見を綺麗に着飾ってても、デブはデブ。全く努力してない。
その体型でお金を稼ぐ職業じゃなかったらすぐ痩せた方がいい。

と、親友と結論を出した。

女性じゃなくて女子に戻る

 私は自分の内面的な価値観から「女性性」を取り戻すことにまだ心がついてきてない。
女性としての生き方に選択と自由があってもいいはずだという気持ちは変わらない。

 でも、その内面と外見を結びつけるのは違う。その価値感を世に広めていくためにも健康で必要最低限の外見をマナーとして整える必要がある。
だから私は表層的な「女子」をこれから自分にハリボテのようにつけて細部にわたり努力しようと決めた。仕事と自分のために。

いいなと思ったら応援しよう!