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【WEEKLY OCHIAI】2022.2.23 【武藤将胤×落合陽一】ALSとの闘い方、知ってますか? 【神回】
2022年のweekly ochiai第6弾は、パラリンピックのデコトラを運転していていた武藤将胤さん。自信がALSとなりながら、WITH ALSを立ち上げ、ALSのライフスタイルの可能性に立ち向かっています。武藤さんはアイトラッキング技術で発声し、落合陽一さんと対話するという今までにない番組。最後はアイトラッキングDJも聴けますので、ぜひ必聴の神回です。
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■WITH ALS
・ALSを27歳で発症。WITH ALSを立ち上げ、DJ活動、ファッションブランド活動等を幅広く実施。
・01 BORDERLESS WESR
「障がいの垣根を越えて、すべての人が、快適にカッコよく着られる服。」
・アイトラッキングの開発にも参画。
使用しているものは、アイトラッキング+音声合成で、過去の武藤さんの声を発声。
悲しい、楽しい、怒り等の感情を選択することで、発声のトーンが変わり、より自然に近い音声となっている。
・脳波の研究も進めているが、まだまだハードルが高い状況。
■社会の障害者の見方
・障害者の知人・友人を持って欲しい。
コミュニケーションすることで理解が深まる。
・コミュニケーション速度の問題は、障害者自身の体感を上げることが重要である(落合)
・落合研究室では、視覚障害者とは、対話型のコミュニケーションは可能。各者の得意なメディア・デバイスで対話できると良い。
・アイトラッキングのデバイスは、HoloLens、トビー等だと、赤外光で支線推定をしている。これは太陽光での測定に弱く、屋外で使いにくい。
iPhoneは進化しており、様々な技術を積んでデバイスコストが下がっている。iPhoneでのカメラによる推定に期待。
■ALSとの闘い方
臆することなく、自分に起こりうる未来を想像し、失った体はテクノロジーで拡張しながら、仲間と共にあなたの夢に挑み続けてください。
共にALSが治る未来に辿り着きましょう。
■感想戦
ALSで体がほとんど動かない、声が出せない状況で、番組で対話するという今までにないものだったのではないでしょうか。現状のアイトラッキング、音声合成の技術で、ここまでできるということが見えました。
文字入力が見えるとコミュニケーション速度も上がるし、DJやっているところの画面を見てもおもしろかったですね。
落合陽一さんのX Diversityでも対話していたので、このコミュニケーション速度を倍にする取り組みには今後期待です。
私の最近の少し未来(Sukoshi Future)のコンセプトで「世界の一つの可能性」があります。今回の武藤さんの姿を見て、ALSの世界の可能性が広がったのではないかと感じました。まだまだ可能性は広がると思いますので、「少し未来研究所」としても、武藤さんの活動は応援していきたいと思います。
■付録:X Diversity X Talkの武藤さん出演トークのメモ
記事にはできていませんが、とりあえずメモは貼っておきます。
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●ALSの世界の一つの可能性は広がるのか?そのための技術要素の参考になる少し未来地図はこちら
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![noel@少し未来(Sukoshi Future)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70211157/profile_14360398e3d03ccc3ff55eee7f97b4d6.png?width=600&crop=1:1,smart)