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【WEEKLY OCHIAI】2021.3.31 【落合陽一×JINS田中】起業家が挑む「地域イノベーション」

今週のWEEKLY OCHIAIは、前橋の白井屋ホテルから中継。ホテルのオーナーであるJINSの田中仁さんと、落合陽一さん、宮田裕章さん、佐々木紀彦さんのレギュラー陣でお届け。前橋のケースから、地方再生を議論。
私の「すまさと構想」とピッタリ合った内容だったので、私のライブコメントも弾んでます!

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■地域の課題

●まちづくりのビジョンがない
 その原因として、首長が4年で代わりガラポンしてしまう事がある。前橋のケースでは、「めぶく。」という明確なビジョンを掲げている。

●プレイヤーが少ない
 人も企業も少ない。都市化がモデルである日本において、地方はどうしても人を排出する側になる。地方の魅力を出そうにも、都市を真似るだけでは個性が生まれない。

●再現性がない
 地方の個性、キャラを出すには?前橋や、直島、新潟のようなアートでの地方再生は一つの成功例だが、すべての地方がアートを取り組める訳ではない。隣の成功例を真似ても、成功を再現できない事は課題である。恐怖の足引っ張り合いモデルを無くさないといけない。


■起業家の貢献

・豪邸、クルーザーより地方貢献の方がカッコいい。SocialGoodな方がカッコいい。
・寄付ではない。プレイヤーや事業を作る。落合さん曰く「水を配る、井戸を掘れ」
・倉敷・大原美術館のような、起業家がアートを集めて地域に貢献するケース。
・ふるさとに貢献したい思いを持つ人は多くいる。前橋の田中さんの取り組みをモデルケースとして、他の起業家もふるさとに貢献する事が増えると良い。

■地方に必要なこと

・実際に地方に住むには、医療、教育、文化が大切。教育は良き学校が生まれるにはタイムラグがある。そして、文化は無駄から生まれるものであり、旦那衆の力が必要。
・「世の中にどういう爪痕を立てられるか?」

■ブラックボード:地域イノベーションの鍵は?

【田中仁】本気にならないと何も変わらない。誰もついてきてくれない。公益財団にすると、アジャイル型の改革ができない。
【宮田裕章】違う最先端、新しい多様性。宮田さんの今週のファッションチェックは、カラフルでみんなハッピーだけでなく暗くてジメジメした多様性でも良い。新しい最先端を作りにいくパンクを表現したい。
【落合陽一】自分しか良いと言わないものにお金をつかおう。自分の好きなものを100個あげてみよう。その中で友達の言ったものを消していって、残ったものが自分しか好きなもの。それが自分の文化。

■まとめ

ふるさとに貢献したい思いを待つ人はいて、それは起業家でなくても、力を発揮できるのではないか。私もその思いがあり、「すまさと構想」を立ち上げてます。私のふるさとの岡山県瀬戸内市の方、貢献しますのでお声がけください!


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