希死念慮は消えないけど、前を向こうと思えるようになった
こんにちは、HSPな高校生のノエルです。
今回は、うつ状態になって、毎日希死念慮に襲われていた私が、前を向こうかなと思えるようになったことを書いていきたいと思います。
私は、高3の夏から現在(冬)にかけて入院しています。
どこかの記事で書いたかもしれませんが、入院した大きな理由は、自分で自殺するのを止められなくなりそうだったからです。
入院する前は、毎日自傷して、希死念慮で苦しんでいました。
大好きな高校の先生に遺書を渡したことも数回あります。
毎日夕方から夜中にかけて激しくなる謎の苦しさが怖くてたまりませんでした。
うつ状態の時に来るあの苦しさは何なんでしょうか。(私だけ?)
だんだん、自傷する回数も増え、自殺に関する情報を集めるようになり、自分でもいつか死んでしまうのではないかと怖くなりました。
そして、入院することになりました。
入院中も、あの苦しさは消えず、また、入院中は自傷ができないため、もっと苦しかったです。
せっかく閉鎖病棟を出れたのに、剃刀で切ってしまい、また閉鎖病棟に逆戻り。自分を殴る。自分を傷つける。という問題行動も起こしまくりました。
苦しい、苦しい。とにかく毎日が苦しかったです。
ですが、入院してから、少しずつ落ち着いていき、字が読めるようになったりしました。
字が読めるようになったと気づいた時は、とても嬉しかったです。
受験生でもあったので。
それから、少しずつ受験勉強を始めました。
やはり、気分が落ち込んだりと弊害はありましたが、なんとか受験勉強を続けました。
しかし、受験一週間前は、また不安が大きくなり、一週間全く勉強できませんでした。
そのまま、受験しました。
受験し終わって、また病院に帰って来たのですが、受験を機に、少し変化がありました。
少し、『前を向こうかな、』
と思えたのです。
今までは、
『どうせ死ぬ。』『早く死にたい。』
としか思えなかったのですが、受験が終わって病院に帰ってきたら、他の勉強もやろうかな、退院したら何しようかな、と思えるようになったのです。
自分でも驚きました。
お医者さんや両親などに、「受験が終わったら少しは楽になるよ」と言われていたのですが、私は、どうせ変わらないし、早く死のうと思っていました。
ですが、少し前を向いても良いかな、と思えたのです。
そして、無事、合格することができ、とても安心したのか、頓服薬を飲まなくても大丈夫なほど、体調が良くなりました。
また気分が落ち込むかもしれませんが、前よりは断然楽になりました。
うつ状態を改善するためには、十分な休息はもちろんのこと、何かしらの転機や変化が必要なのかもしれません。
私の場合、受験には苦しめられましたが、合格という変化はとても良い方向に動くきっかけになりました。
まだ対人恐怖症は治っていないし、他人からどう思われているか不安になって、学校に行ってちゃんとクラスに入れるかは分かりませんが、今回のきっかけを活かして、進学先では、しっかり勉強して周りと楽しく過ごせるように頑張りたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今回は個人的な記録のようになってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
何かお役に立てれば幸いです。
良い1日をお過ごしください。
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