【婚活#1】知人から紹介されたAさんの話
まだ離婚が正式に決まる前
私は元主人と1年ほど別居していました
もう弁護士も頼み、あとは条件を決めるだけ。
そんなときに私が考えていたのが次の人生をどう生きるか。
いままでの生活はもう変えなければならない。
詳しくは書けないけど、職も住まいも生活スタイルも
すべて変えなきゃならない状況。
40代の私にとってこの状況は「人生が終わった」と思えるほどでした。
どう?会ってみない?
そんなとき、行きつけの美容院で仲が良かった担当者さんが
「いい人いるけど会ってみれば?」と勧めてくれたのがAさんでした。
そのころ美容師さんに心を開いていた私は
自分のいまの気持ちや状況を
それとなく軽い感じで(本当はずっしり重くてもw)
よく話をしていました。
それを美容師さんは気にしてくれていたんですね。
いま日本の法律は
離婚前でも別居が続いていて
すでに弁護士間で話し合っている場合
次の彼がいてもなんの問題もないんですよね。
私は自分のこれからを考えると
条件が良かったAさんと会わない手はないと思ったんです。
Aさんは自営業の経営者。
地元で代々続くちょっとした中小企業でした。
うわさによるとすごく広い土地も持っているみたい・・・。
とその美容師さんが言うのです。
「なんかね、一緒に食事を楽しめる友達が欲しいんだって」
「まずは軽い気持ちで会ってみたら?」
私はまだ自分は離婚前なので
おおっぴらに彼は作りたくない、
そう思っていました。
だからこそこの申し出はこちらにとっても好都合だったのです。
私は会ってみようと決意しました。
**イタリアンバルでの初デート
**
そのAさんは初デートにとあるイタリアンバルを予約していました。
待ち合わせはその近くにあるワインバー。
私は「ワイン苦手なんだけどな・・・」と思いながら
その場所へ行きキョロキョロしてると・・・
「あれ?あの人かな?」
遠目にもわかるおしゃれしてきました感(;´・ω・)
ジャケットを羽織った紳士がそこにいました。
Aさんにはすでに私の写真を見せていたようで
すぐ私が来たってわかったみたい。
遠くから笑顔で手を振っています。
「へえ、感じがいい人だな」
それが第一印象でした。
次回へつづく・・・