わかったこと、気づき
こんにちは。
ちょっと気付い事があった。
メモのために書きます。
昨日は、人道支援をやってた時のボランティアのおばさまに話を聞いてもらっていました。
長らく、そのおばさまとは付き合いがあって、
僕の音楽パートナーとの相談をしていて、
ずっと振られたと思って次に行きなさい!
って言われていました。
その話自体は、まぁそうかと思う自分もいる。
でも正直話せば話すほど、反発したくなる。
8月中に何やるの!
決めてから帰らないとまた落ち込む日々を送るよ!って剛腕で引っ張ってくれるおばさま。
有難い。
そういうことを話しながら、もう時間がないというおばさまを尻目に最後に自分が発した言葉が、、、
もう、しんどいんです!
本当の自分じゃないみたいで!
もう無理だ!
って言ってたんですね。
この話し合いの中だけでも
・人は変えられない、
・アドラーで言う課題の分離とか
・物事を複雑にしているだけで本当は至ってシンプル
・ネガティブな言葉は言わない
・病気と戦うんじゃなくて受け入れる
・本当の自分を大切にする
とか、、、
人には優しく、愛を持つ、助け合う
言うじゃないですか?
そのおばさまもそのようなことを言うんですね。。。
ずっとそう言うところを相談してたし、
でもね、
わかった!!
本当は、全然!!興味ない!!笑
人にむやみやたらに攻撃したり、
足を引っ張ったり
そんなことはする必要はないと思います。
自分はそうはしません。
でも、この意識高い系のある種の到達点、
人は変えられない
ロールモデルを持つ
一度の人生なんだから楽しむ
いくつになっても楽しむ
とか、、、
僕は病気になってから、人間関係が壊れてしまって、
というのも、建設的に病気の自分に出た問題をどうにかしようとしてたから、
あらゆる治療にお金を使って、
その分、仕事して、
イライラして、周りの仕事仲間に当たって、
いやいや、俺マジで困ってるんだけど?
とか言い争いになったこともありました。
当然みんな離れていきます。
その後、光が目に入るだけで吐いてしまう状態、
寝たきりになり、ICUにも入りますが、
その頃には周りに誰もいませんでした。
そこで強烈に思ったことは、
あー、自分が周りに酷いことをしていたから、
周りに優しくなかったから、
周りは自分に優しくしてくれないんだな
周りに優しくならないと!
愛を持たないと!
病気で誰も助けてくれない、
行政のセーフティネットにもかからない、
誰か、少しずつでも助けてくれたら、、、
何で、こんなに弱ってる人間が孤独なんだ、、
救急車で運ばれては自宅に戻される繰り返しなのか、、、
救われない、、、そう思いました。
そんな中で人道支援やボランティアを縁があって始めて、様々な孤独や、貧困、人生の窮地に介入して人助けをします。
そんな中で資本主義社会ではあまり目にしない光景をたくさん見ました。
ドヤ街の鼻をつく匂い、
トー横広場の炊き出し、
とにかく死にたい人たち、
あぁ、そうか資本主義的なマッチョな勝ち負けではない、お金をたくさん稼いで勝つではない、
良い服や車を買って、
ガールフレンドがいて、
仕事仲間がいて、
仕事が終わったら飲んで騒いで、バカンスに行って、
ローンの返済のためにも今の仕事をもっと手広く、さらに大きなローンを組むために。。。
そんな世界以外のことが世の中にはあって、
とても真実に近いんだな!
それを学ぶ事、知る事が自分には必要なんだ、、
本当の優しさや、愛、
人の暮らしと関わりを知らないといけない!!
そう思ったんですね。
でもそれが今になって、
そう、話を戻して昨日のおばさまとの話。
そのおばさまに、突如言います。
あの、、
人は変えられますよね?
もちろん、おばさまは
そんなのおこがましいよ!
人は変えれないよ!
変えられるのは自分だけ!
、、と言います。
僕は言いました。
いや、その話は十分理解しています。
そうあった方が良いこともあるし、僕もそういう考えを知ることを求めてきた節があります。
でも、もうしんどいです。
人は変えられますよね?
そこで、意地悪にわざと汚い話をしました。
人は変えられますよね?
分かりやすく、金や仕事のチャンスをチラつかせれば言うことを聞く人だっている。
選択肢を狭めれば無理やりにその人を変えることもできる。
これがその手の考え方のもっとも敵対する考えということは知っています。
でも世の中の真理は人は人を変えていく、ものだと思います。
おばさまは、うーん!間違ってるよ!と言ってました。
さらに僕は、言いました。
そのおばさまが嫌がりそうな話。
間違ってるのはわかってます。あまり良くない。
でもそんなこと人にいちいち話さないだけでみんなわかってますよね?
それをひっくり返して、何となく耳ざわりの良い幸せに生きる哲学にしているだけだと感じています。
例えば、金持ちになりたかったら
金持ちと一緒にいるのが1番良い。
ステージを上げてもらう。
これを聞いてどう思いますか?
そう聞くとおばさま、
私の好きじゃない言葉ばかりで意味がわからない、、、と言いました。
続けて、僕は。
なるほど、じゃあこれはどうですか?
楽器を上手になるためには上手い人と演奏した方が良い
するとおばさま、
それはその方が良いと思うけど、、、ゴニョゴニョ、、
と言う様な会話をしました。
考え方はしっかり理解できているつもりです。
今日は郊外の温泉で自分の考えをまとめに来ました。
病気を通して、マッチョさをなくした自分は、周りから必要とされなくなった。
そのトラウマが自分に人に優しくなれ、これまでの考えが間違ってるんだと植え付けた。
体の治療の工程で、徐々に違和感を持ってきた。
そんなところと思うのですが、
今でも優しさは大事と思うし、
社会のセーフティネットにかからない方に少しの親切をするのは大切なことと思います。
でも自分がどんな人間かは、無視できない。
色んなお説教を受けてる中で、
おばさまに言われた一言。
『真面目だねぇ?』
そう言われた時に、ん?と思ったのでした。
ちょっと奥底に震える怒り?に似た感情?
自分が真面目?
そうなんです、、、
考えが固執して、あまり前に進めない、
自分は真面目なんです、、、
そんな感じに病後の自分は答えるんだろうと思います。
でも、人生の殆ど、
真面目にやったことなんてない
ズルして良いならズルするし、
ズルして良いことないからしないだけで
自分だけがよかったら良いよ!そりゃ!
でも自分がよかったら勝手に周りを良くなるから、、、
それで周りも喜んでくれるんだよ!
そういうことを言葉にしていくと、
本当に心の氷が少しだけ溶けていく。
そんな気持ちがしたんです。
だから、
人を変えれないとか、嘘!
病気と戦うんじゃなくて、受け入れる?
受け入れてどうすんの?
草でも食って、寝てろってか?
贅沢したいって気持ちを持つことをやめたら幸せってか?
そう言ってるおばさまは、
都内に一軒家、自身も旦那さんもマスコミ関係。
さぁ、どうやって生きるか。
とりとめない話、でした。
でも自分の中では大きい気づき。
終わり。