愛する後輩を救う考察。
こんにちは。
後輩がパニック障害になったと聞いたのは6月のこと。
2年ほど会っていなかったけど、在宅で仕事しながら療養してほぼ薬も飲まずよくなったとのこと。
2年ぶりに今年、三度ほどあって話しているけど、
正直、ちょっと異変を感じる。
彼とは10代の時から一緒で、上京してきた時に同じ寮で出会った。
僕と違って、運動神経が抜群、身体もがっしりしていて、部屋も綺麗。
本当にそこだけとると真逆だけど、
殆どずっと一緒にいてくれた。
2人とも30代になった頃くらいから、
僕はフリーの仕事が成功しつつあり、
彼は全く箸にも棒にもかからず、その時に結婚すると言い出して、、、
音楽はどうするの?と聞いても続けたいと言う。
その決意か、ある日楽器を買って見せてくれたが、それが原因で婚約破棄。
そのあと僕は仕事が忙しく殆ど会っていない。
そのあと僕は病気になる。
僕も大変だったが、彼も大変だった。
今、彼と話して感じることは
要約すると、
お金が大事、音楽は金にならない、会社のポジション、結婚したい、恋愛がしたい、孤独、、、
そんな感じだ。
そのあとも別の女性と結婚を前提に付き合うが、同棲してはダメになるらしい。
新居に引っ越して、一緒に切磋琢磨するのかと思ったら、
郊外の無機質な団地の一室に住み始めた。
正直、普通じゃない。
何かが、彼の判断力、価値観を覆い尽くしている。
それはわかるからコーチング的に何がしたいの?それはどんな気持ちなの?と聞いていくと、
一瞬で彼の自分では痛くて触れない気持ちに行き着く。
考えることをしたくないんだ。
考えていると言うことは、まるで困っているみたいで、それをしたくないんだな、、そう思った。
こないだ、都知事選があったから軽くどうなるかね〜と話したら、
政治の話は言わない方が良いと彼は言う。。。
うーん、
辛い状況だし、
彼の育ちなども考えると、
彼が悪いわけではないけど、
知識、了見がものすごく薄い、浅い、
しかも考えることを放棄している。
試しに、
人生、死ぬ時にあーこんな人生はやだなって思うことはせず、本気で生きようぜ!と熱に訴えてみても、
結婚して、子供育てて、
それで死んでも自分は良い人生と思うと、
言っていた。
それなりで良いのだ。
今はその、それなりを追う人生。
それは素晴らしいのかもしれない。
だけど、とても今の彼は辛そうだ。
友人としては、結婚相手がみつかって、
子供を授かることを祈るしかないのかもしれないけど、もっと広く、自分の人生に熱を取り戻してほしい。
希望を持って欲しいと思う。
傲慢だろうか。
様々な意見があるのもわかるけど、
彼の言葉と、顔を見て、
そうなってくれたらなと願ったのでした。
人は変えれない、
みんな違ってみんな良い。
だから関係ないって、
言うのは簡単。
都合良い、セオリーはそっとしまって、
強引に、下品に、
引っ張ったのでした。