山と雲と。20220320
生まれた時から山に囲まれた土地で暮らしている。
自然が近くにあるということは良いことなのかもしれないけれど、生まれた時から見ているから別に珍しいことでもない。
私にとって山は海や都会へのあまりに高い障害物であり、誰かにお前はどこにも行けないんだと言われているような気分にさせられる景色。
息苦しい学校と果てが見える景色がどこか重なって見える。
だから私は曇りの日が好きになった。山が隠れるくらいに雲が低ければ山を見ない済むから。
どこまでも平野が広がっているような錯覚をして楽し