
海を見に行く
みなさんこんにちは。昨日、二泊三日の家族旅行から無事に帰宅したnock3です。子どもたちが小学校の宿題で作文を書いていましたので、私も絵日記に代えてこの記事を残したいと思います。
行き先は杜の都
昨年の連休は得体の知れない流行病が心配だったので旅行は控えましたが、わが家には昨年から別荘(単身赴任先の社宅)ができましたので、昨年の冬休みに引き続き家族で仙台の別荘にお泊まりすることにしました。
子どもたちも私も暦通りのお休みなので、日程は5月1日から3日までの二泊三日の旅。仙台市にはこれまで何度も家族旅行で来ておりますが、宮城県、仙台市は独自の緊急事態宣言中で、さらに位置づけのよく分からないまん延防止重点措置地域にも指定されているため、仙台市内の公共施設は軒並み休止状態です。大きな図書館や科学館、博物館、動物園なんかに連れて行きたかったけど、やってないから無理だよね。カミさんと相談して、せめて海くらい見せてあげようと、2日目に海を見に行くことをメインイベントにしました。
1日目
出発の日。子どもたちにはコロナだから動物園とかははやってないよと告げ、基本的に私の社宅で過ごすという計画を伝えました。それでもお泊まり旅に出かけられるだけで子どもたちのテンションはマックスです。1日目は郊外のショッピングモールで、ばーちゃんから貰ったお小遣いを使って各自好きな玩具を購入。私の部屋に着いたら玩具で遊んだり、パソコンで動画を見たり、普段の休日と変わらない様子で遊びます。昨年から家族での外食は避けているので、食事はスーパーで買ってきたお惣菜や部屋にあった食材を料理して済ませます。お風呂に入る前に誰から始めたのか知らんけど、マジックでお腹に顔を描き始めた。
古典的だけど、かなり笑えます。写真撮ろうとすると必ず誰かがチ○コ出すのでやっと撮れた1枚。ちなみに、油性ペンで描いたので帰宅した後も消えてなかった。着替え時にチラリと見えるおへその口を見るたびに笑ってます。
2日目
2日目はいよいよ海へ。早朝は雨だったけど、出かける頃には晴れ間が出てきた。昨年の夏は宮城南部の亘理町の海に行ったので、今回は仙台市のお隣、名取市の閖上(ゆりあげ)に行くことに。海辺には『名取市サイクルスポーツセンター』という施設があるので行ってみましたが、お風呂と食堂のみの営業。
温泉付き宿泊施設です。
大人用のレンタル自転車は貸し出ししてました。
サイクル用品も売ってました。
軽く施設を見学して海を見に行く。閖上も仙台近郊では割とメジャーなサーフポイントで、震災前は私もよく来てました。震災後に来たのは初めてかな。震災で壊滅的な被害を受けた閖上。住宅地は海から離れた場所に再建されていましたが、街の風景はすっかり変わりましたね。海の様子は昔と変わらず。オンショア強くて少し寒かったけど、海の色は清んだグリーン。やっぱり海は気持ち良い。子どもたちも波打ち際で走り回ったり、貝殻を拾ったりして楽しんでました。
お昼前に車に戻ったところで雨が降ってきた。部屋に戻る前に名取市内にあるショッピングモール内の本屋さんで子どもたちに本を買ってあげました。海で遊び疲れたのか、帰りの車の中で三兄弟爆睡。カミさんは大好物のパンを買いたいとのことで、途中で地下鉄の駅から仙台駅に1人で買い物に出かけました。男衆は先に部屋に戻る。午後はお部屋で読書など。飽きたら3人揃ってYouTube鑑賞。自宅だと些細なことでケンカする3人も、今回の旅では割と仲良くやっているわね。私は今回は海に入らなかったので、気分だけでもと思ってサーフィン動画を流しながらコーヒーを飲んでリラックス。その間、暇そうにしていた子どもたちはストリーミングでアニメの音楽を聴いていました。意外にアニソンとサーフィン動画はマッチしてましたね。
夜は子どもたちのリクエストでテイクアウトのお寿司を食べました。ほんとは回転寿司に行きたかったのだろうけど、まあ、仕方ないね。親の立場としては家で食べる方が楽なので、これはこれで良いと思ったりして。食後は子どもたちと布団の上でゴロゴロ。何にもしないことも旅の楽しみの一つですよね。
最終日
3日目。この日も朝4時に起きていつもどおり洗濯やらお掃除やらをして過ごす。6時過ぎに三男、次男、長男の順番で起きてくる。カミさんは疲れていたのかゆっくり寝ていた。私がパタパタしているとカミさんが「ここは蜂の巣。私は女王蜂。」と謎の言葉を発しながら起きてきた。まあ、そうだな。私はいつも働き蜂。
コンビニで買ってきたオニギリとサンドイッチを食べて、荷物をまとめて車に乗り込む。高速道路のサービスエリアをハシゴしながら自宅へ。高速道路の混雑もなく、無事に家に着きました。
おわりに
今回の旅は観光地を回るようなものではなかったけれど、いつもとは違う環境の中で過ごすという旅の本質は味わえたと思う。車の中や海での子どもたちの表情も活き活きしていたように見えた。
昨年は特別な状況だからと言って外食や旅行を避けていたわが家ですが、なかなか改善しない状況の中で、どうしたら外に行けるだろうかということを考えてきました。終わりの見えない状況で自粛や我慢という言葉を使い続けるのは無理だと思う。今回のように家族という閉じた環境を守りながらお出かけするという形で旅ができたということは、わが家にとってとても良い経験でした。
アフターコロナを待ちわびている間にも時間は過ぎていきます。日々成長していく子どもたちと共に、これからも日常を楽しく過ごすために工夫をしていきたい。
次の旅は夏休みかな。それまでにまた家族で旅の計画を練っておきたいと思いまーす。
おわり
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