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踵が砕けたあなたに送る・スキーブーツのソール補修方法

全国のスキーヤーのみなさん、こんにちは。白かったらどこでも滑る、白い粉が大好きなノックです。

さて、先日、仕事を定時で切り上げてウキウキで向かったナイタースキー。スキー場に着いて、いそいそと準備を整え、小走りでゲレンデと向かい、いざスキーを履こうとしたら、右足がビンディングにハマらない。おかしいなーっとブーツの裏を見たら、かかと側のソールが砕けて部分的に無くなっているではないか!


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ついでにストックのリングも半分欠けている。


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右側が元の大きさ。左側が砕けたソール。良く見ると右側もヒビ入ってる。。。

ブーツはメルカリで中古で買ったやつだけど、貧乏父ちゃんスキーヤーの私には大切な道具。その場でパーツの有無をネットで検索したが、ブーツのソールはどこにも見当たらなかった。。。メルカリでまた中古ブーツを買おうかとも思ったけど、なかなかお手頃価格なモノが見つからず。うーん、無いなら自分で補修するしかないな。貧乏父ちゃんの選択肢はそれしかないのだ。

ネットで補修方法調べたら、数えるくらいしかない記事。それらを参考にやりましたよ、補修。たぶん、全国には私のように踵が砕けて途方に暮れるスキー仲間がいるはずだ、、、ということで、せっかくだから私の補修方法を公開しようと思った次第です。自己責任のセルフリペアなので、お金持ちの方、また、安全最優先の方は素直に新しいブーツを買ってください

では、行くぞ!


材料

①ゴム板
②ゴム用ボンド
③ハサミとカッター
④ドリルドライバー
⑤ヤスリ

まず①ゴム板ですが、ソールが1㎝だったら同じの厚みの板、、、と思っちゃいますが、1㎝のゴムってハサミやカッターじゃ切れないので、5㎜の厚さぐらいにしときましょう。2枚重ねて1㎝にします。そのための②ゴム用ボンド。材料を切るための③ハサミとカッター、ビス穴を開けるための④ドリルドライバー、形を整えるための⑤ヤスリ(紙ヤスリで可)です。


作業手順

まずはゴム板の切り出し。予めソールパーツに合わせた型を取っておくと良いと思います。それをゴム板に合わせでハサミかカッターで切り出します。


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私は家にあった登山靴に使われる『ビブラムソール』というモノを使いました。ネットで普通に買えます。


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2枚一組として、4枚切り出す。


私のブーツソールのは厚みが1㎝だったので、5㎜のゴム板を2枚重ねにして1㎝にしました。ここから貼り合わせ作業。ゴム用ボンドは薄くのばして少し乾いてから貼り付け、叩いて圧着させる。


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ヤスリで整える。


次に穴開け作業。インパクトドライバー、ドリルドライバーがないとちょっと大変かも。


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現物合わせで開けるのが良いと思います。

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穴の大きさは微調整必要です。概ね、同じ大きさにできました。これをビス留め。


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写真右側が新しいソール。違和感ないです。

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横から。最後にヤスリで整えました。


途中、ビスを1つ無くすという凡ミス。三男に探すの手伝ってもらいましたが見つからず。仕方なく近くのホームセンターでビスを買ってきました。それを含めても約2時間で作業完了。踵のクッションもあるし、滑らなくなったので結果的には大満足です。


無事、ビンディングにもハマるようになって一安心。材料費は2000円くらいかな?ゴム板はホームセンターで売ってるやつで全然大丈夫だと思うので、踵が砕けて心も折れかけている方は、是非お試しください。



おわり

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