物語の進め方
みなさんこんにちは。苦手な夏に身も心も疲れ気味なノックです。
さて、7月23日に締切を迎えた2024note創作大賞。昨年はタイミングを逃してエントリーをしなかったのですが、今年はちょうど書きたい物語があったので、三話までが審査対象となる漫画原作部門にエントリーしました。タイトルは『教えて!アヤノさん〜青葉大学バスケ部の日常〜』です。前にも書きましたが、漫画原作部門にしたのは、他に当てはまるジャンルがなかったのと、これを機に連載をスタートさせたいと思ったからです。
この作品は、私自身の学生時代の経験をベースにした創作です。舞台は宮城県仙台市。大学の体育会バスケットボール部の日常を描く物語。
2020年から、学生時代を過ごした仙台市内に単身赴任することになり、たまたま、自分の母校の近くに住むことになったことをきっかけに、当時の記憶が映像のように蘇ってきました。仙台に引っ越してすぐにnoteを始めて、少しずつ創作も書き始めたいうこともあり、蘇ってきた記憶を書きとどめておこうと、日記のように書き綴ってきましたが、自分の生きていた学生時代の想いをそのまま書いてきた物語はあまりに生々しく、noteで発表できずに3年以上の月日が流れていました。
昨年、執筆途中のその物語を、高校から付き合いのある友人に読んでもらいました。もらった感想は「作品としての物語の終わりを見たい」でした。それは私も同じ気持ちで、自分自身の物語に、そろそろ区切りをつけるべきだと思いました。それが昨年末。そこから半年。生々しい表現を修正し、登場人物の設定も大幅に変更してのリリース。結果として、全体的に暗い雰囲気だった元のストーリーとは全く違ったものとなりました。元のストーリーを原作だとすれば、『教えて!アヤノさん』はリライト作品、正確には二次創作になるのかもしれません。
物語は基本的に一話完結。漫画の一話分を意識して書いています。また、更新は基本的に週一回、土曜日に発表していきたいと考えています。作中の時間もそれに合わせて、四話から五話の区切りで一ヶ月となるように書いていきます。2024年7月にリリースした作品で、作中の物語は10月から始まりましたので、2024年8月は作中の11月、9月は作中の12月という具合に物語を進めます。作中の3月を、この作品の終わりにする構想ですので、2024年の12月頃に物語が完成する予定です。
自分の執筆速度を考えた上での週一回更新。物語の進行はゆっくりめとなりますが、季節ごとのイベントを絡ませながら登場人物それぞれのストーリーを書いていきたいと思いますので、登場人物を見守るようにゆったりとした気持ちで読んでいただけると幸いです。
年末までは、この作品の執筆を中心にnoteを更新していきますので、 引き続きのお付き合いをお願いいたします。感想なんかもいただけると嬉しいです。
おわり