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日記|お肉とさんぽ
平日に川辺の散歩コースに来るのは久しぶりだ。
以前は休日、気の向いた時だけ立ち寄っていたが、綺麗に舗装された道は人気でいつも人がいた。
広い芝生の部分も家族連れに大人気だった。
散歩のつもりで家を出たわけではなかったので、巾着バッグ、スカートととても歩きやすい格好とは言えなかったけれど、誰もいないので気にせず散歩することにした。
お昼といえど、秋はもう終わりかけで風が冷たい。
紅葉樹はすべて葉を落として枝だけになっている。
「これから風の強い川辺でひと冬越すのか〜頑張れ」と声をかけつつ歩いていると、広い芝生の真ん中で何かが動いている事に気がついた。
ちょうど近くにあったベンチに腰掛け、じっと目を凝らす。
黒い何かが… あ、カラス?
こんな時期にあんなところに食べ物なんて落ちてないだろうし?と思っていたら、バサっと広がった羽と飛沫が見えた。
どうやら昨日ふった雨で水溜りができて、そこで
水浴びをしているようだった。冷たい風も相まって寒そうにしか見えない。
目の前が川でいい感じの場所もあるのだから、そこで水浴びすればいいのにと苦笑する。
カラスは何度か豪快に水を撒き散らし、さっと飛び去っていった。
ほほぉ、烏の行水とはこの事か〜
カラスの他にも鳥はたくさんいる所だ。
いつもならすいすい泳いでいる鴨や川のど真ん中でモデルばりにポージングしている鳥(たぶん違う)も、今日は川辺で座り込んでいる。
縁側で日向ぼっこしている猫のように見えて、改めてすっかり冬めいてきたなと感じた。
色々見渡しながら気分のままに歩いていたら、いつのまにか何周か歩いていて体がほぐれ気持ちよくなってきた。
ただお腹周りがどうも気になる。
着ている服が偏って動きにくいのかな?と人がいないのをいい事に服の中に手を突っ込んで直そうとして驚いた。
邪魔なのは自分のお腹のお肉だった!
日頃全く運動をしない生活。
最低限の動きしかしないので、ちゃんと動いた時に改めて肉が邪魔、可動域が狭い、動きにくい体だと認識できた。
お腹周りを解そうと、右足ひざ・左手ひじを合わせ今度は反対も…としようとするが肉が邪魔で苦しい。側面も縮こまっていて伸びない。
くっそーーーーー!
新米パパが妊婦さんの大変さを体験をしよう!とお腹にオモリがついた前向きリュックみたいなのを背負うけど、まるであんなのがお腹にある様。
ぐりぐりお腹を動かしていたら、1時間前に食べたものが出てきそうに。
ううう、やっぱり私は腹十二分目まで食べてるんだな〜食べた後動かないから気づかなかった(泣)
毎年毎年、律儀に最高体重を更新しているのでいい加減にしなくては。
改めて感じた散歩になった…頑張らねば。