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スペイン対日本 DNAの戦い。

DNA。その名もデオキシリボ核酸。

膨大な遺伝情報が書き込まれているすごいやつ。

そんなDNAすらほとんど手の及ばなかったのではないかという      疑惑さえあるわが家の3人の子供達。

はっきり言って私とほとんど顔が似ていません。

えぇ、もちろん遺伝は顔だけじゃないのは分かっています。

でも今回は顔のお話。

幸運なことに?夫のスペイン人のDNAをしっかり受け継ぎ、
母のDNAは隠し味のようにその姿を潜めています。

とは言っても、スペインに帰省すればやはりアジアらしさがあるようで、
母に似ているというよりは、アジア人の特徴はしっかりあるようです。

でもやっぱり、私の子供の頃の写真を見ても全然似ていない。

似ている所を探すのが難しい。

夫が発見してくれた唯一の所は耳の形で、上の所がちょっととがっている。微妙・・・。

夫の赤ちゃんの頃のアルバムを見ると、長女はまるで瓜二つ。

長男・次女も全体の顔の作りと雰囲気にスペインのDNA。

それでも、「お母さんに似ていますね~。」と心の優しさが表れたような
セリフを言ってくださる方。(ちょっとした知り合いの方に多い)

もしかして、やっぱり似ている所あるよね!と一瞬思ってみたり。

「え!どういう事!?」とびっくりしたように目をくりくりされる方。
(駅のエスカレーターなどですれ違ったり、
エレベーター降りて目の前にいる人などの見ず知らない方々)

やっぱりびっくりだよね・・不思議だよね・・あたしも不思議だよ・・。
今じゃ全く気にしなくなりましたが、いや別にそんなに気にしたこともないのですが。

実際私のお腹から産まれてきているので間違えようがない。

で、気にするというよりは、結構それはそれで似てないという事を楽しんでいます。

もし私が日本人男性と結婚していたら、多分私にもっと顔が似ていた子供が産まれているはずで、姉夫婦の所の甥っ子達みたいな顔だろうと     勝手に想像してみると、甥っ子達に妙な親近感が湧いてみたりします。

そして、長女が幼稚園の頃の事。

エレベーターに二人で乗っていて、目の前には大きな鏡。並ぶ私と娘。

「ねぇねぇ、ママと〇〇ちゃん、どこが似ていると思う?」

と私が聞くと、

「う~んとね、くび!」

く、首!!!

娘にものすごい可能性を感じた出来事でした。

DNA。いつかその力を発揮してくれる日が来ることを信じているよ。

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