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3.4年。活字が読めなかったのが読めるようになった。

最近の楽しみ。漫画を読むこと。

うつ病になってから、仕事が出来なくなってから活字が読めなくなった。最初は携帯代の内訳表に書かれている漢字とひらがな、数字が紙から宙に浮かび上がって、ばらばらになって見えた。

次に文庫本を開いても一行目で閉じる状態になった。
なんだか文字を見ただけで疲れを感じた。


趣味のひとつが読書で、読むようになったのは中学の頃。
不登校だった私は通えるようになってから図書室で過ごすことが多く、図書室の先生と空間を共にしていた。学校帰りは家の近くの図書館に寄ったり休日も本を借りたりして良く読んでいた。一番読んでいた時期は高校時代。あんなに読んでいたのに読めなくなった。好きな漫画でさえも。

読めなくなってからは寂しくて、悔しくて、悲しくて、次第に文章の理解力も低下していった。

心療内科に通院するようになってから先生に相談した。
脳が疲労していて情報処理が出来ていない状態だと言われ、睡眠を取って日常を過ごすことが大切だってアドバイスをもらった。「脳がくたくたなのか...」帰り道、このことをどうしたらいいのかを考えながら帰宅した。


考えたけど、何も変わらなかった。

そんな状態が3年近く続いていたのがここ1ヶ月の間、急に漫画が読めるようになった。

どうして読めるようになったのか少しだけ考えてみると、Amazonプライムで海外ドラマやアニメを見るようになってからかなと思う。それが、リハビリになっていたんだと思う。

漫画が読めることが楽しくて楽しくて、本屋に行くのも楽しくて、好きな漫画家さんの絵が見れるようになったこともとても嬉しい。
読めるようになった=症状が良くなったとは限らない。今でも書類ものは苦手だし、手続き類は説明がないと思考停止する。


もし私と同じような人がこれを読んでいて、苦しんでいるなら無意識にしていた私なりのリハビリ方法を書き残しておこうかな。
 
 ・苦でないなら海外ものの映画は字幕で見る。
 ・睡眠を取る。最低6時間、お昼寝も取る。
 ・紙にその日やることを書き出す。その日にやりたいこと、やらなきゃいけないことには星印を横に書く。
 ・書類ものは文字の下にカラーペンを引きながら自分言葉に変える。
 ・手伝ってくれる人が居るなら頼む。
 ・部屋が散らかっていたら片付ける。断捨離をする。

無意識にしていたことはこんなこと。
部屋の片づけは視界から入る情報量を減らすためにとても大事。


難しいことを書いているかもしれないから
終わりの行は大人になってデビューしたことで締めくくる。

漫画を大人買いした!

2019.10.29 ao

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