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前提に目を向ける

どうも。野武士です。

前回、会議について書きましたが、もう少しだけ噛み砕こうと思います。


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コミュニケーションのテーマで「伝わらない」の問題は、よく話される内容です。

伝えるテクニック的な話は世の中にたくさんあるので、今回は、伝わらないの背景部分を書いてみようかと思います。


「伝わらない」は、「伝える」という行為の後にある。

段階で整理すると、こんな感じ


そして、「伝える」の成功が「伝わる」、失敗が「伝わらない」


ここで重要なのが、「伝わる/伝わらない」の成否を決めるのは、伝え手ではなく、聞き手にあるということです。




会話は、よくキャッチボールに例えられるので、こんな状態の人物を想像してみてください。
※聞き手は、キャッチボールの相手です。




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それぞれもう少し説明します。



一、ボールをもらう気がない相手

この状態では何を投げても無駄です。なぜなら、取る気がないからです。

下手をすると(こちらのせいで)怪我をさせたり、それによって、相手を怒らせたりします。



一、もらう気はあるけど準備ができていない相手

この状態の人に投げるのも危険です。グローブをはめたりスパイクを履いたりとキャッチボールをするためには、準備が必要だからです。

例えば、会議だと、論点や目的がわからない状態、前提が理解できていない状態が近いと思います。


一、準備ができていたけど、受け取れなかった相手

この状態の相手が一番かわいそうです。伝え手がとんでもない方向にぶん投げているのにも関わらず、「お前、下手くそだな」と烙印を押される可能性があるからです。



まとめ

タイトル、序文に戻りますが、

「伝え方」を磨く前に、「伝わる」前提や状況なのか?

とキャッチボールの相手のことを考えてみるのも、作戦のひとつかと思います。


それが、「前提に目を向ける」ということです。



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最後に

色々書きましたが、僕も一人の伝え手であり、聞き手です。

ぶっちゃけ相手が取れないボールを投げまくることもあります。

前提が揃わなければ、結論や論点が変わります。

そして、なんで「伝わらない」んだ。と相手を否定したくなることもあります。


しかし、基本的に「伝えたい」から「伝えている」わけです。

「伝わらないこと」に「絶望するため」に、僕たちはキャッチボールをしているわけではありません。



読んだみなさににとって、「伝わる」を考えてみるきっかけになっていれば幸いです。




終わり

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