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空海と甲子園

友人と前から奈良博の空海展に行こうと約束していて、その約束の日の前日に大学時代の東京にいる友人から、今、静岡まで車で帰ってきてるんやけど明日の甲子園行かへん?と急に誘われたのでダブルヘッダーになってしまった。

観光地あるあるで、GW明けのお店は臨時休業も多く、行こうと思ってた蕎麦屋がお休みで、奈良博前の飛鳥園のところにある茶粥茶論 月日星でお漬物バイキングの店でご飯をぱくぱく食べたw 久しぶりに飲むとハートランドのビールって美味しいよねえ。

お漬物とご飯、茶粥はお替り自由

ああ、それから、特別展 小川晴暘と飛鳥園 100年の旅 (奈良県立美術館) をやってるのをこの日知って、

フォトクラブの人と行ったら面白いかなあなどと思う。歌人の會津八一についても詳しく展示されてるらようで、奈良を歩くと歌碑によく会うの事もよくわかってないから行ってみたいんだよねえ。

この空海、珍しくイケメンw

さて、奈良博の空海展「空海 KŪKAI―密教のルーツとマンダラ世界」は仏像による立体曼荼羅があったり、一番古い空海プロデュース(と解説で書いてあった)のでっかい曼荼羅や、東京の国立博物館の東洋館にあるような仏教がインドからどのように日本に入っていたかの密教に特化した立体的な展示などがあり、見応えがすごい。そして、空海の書いた巻物もたくさんあって、友人とも話してたんだけど、空海の文字って前に見た時に下手くそやなあと思ったけど今回はマジな公式の文書が多かったからか上手だったw(どこから目線?しかし、書き記しされた文字があると実存したと感じるよね。紙と墨の凄さやなぁ

空海の文字

密教の血脈のお坊さんを2畳ほどの大きな掛け軸に何枚も描かれてるものとか、なんでもない巻貝があって「これは多分空海の師匠の恵果から授けられたもので唐から持って帰ったものの図録にあるやつの可能性が高い」ってのもあったりと面白い。

しかし、仏像派の私は後半のお経と巻物のゾーンの辺りで若干飽きてしまうのであった。

空海はほんまにスターですごいけど、密教って空海だけが最後に授けられたものだし、なんとでも言えるよなあって気もする。博物館内にピックアップされて展示してある空海の言葉は指導的な厳しい言葉が多い。
でも空海の最澄への直筆手紙の横にある現代語訳を読んでみると映画等ででよく語られるように最澄に冷たく辛くあたってなくて年上として敬ってる文章で、後々の人々が作った空海像と本当の空海の間には隔たりもあるんだろうなと変に納得したりした。

GW明けの近鉄奈良駅辺りはたくさんの人で、特に欧米人の観光客が目立つ。修学旅行生たちが鹿の角のカチューシャをつけててみんな大仏見に行ったんやろうなあと思う。

興福寺の五重塔は保存修理中
猿沢池からの景色も工事中で面白い

東向商店街の時々行く普通の居酒屋だけど日本酒の種類が多いところで利き酒セットを飲む。近鉄奈良駅周りでは人が多いので店に入るのに悩んでる場合じゃないのだw

奈良では奈良の酒!

帰りに奈良駅でクラフトビールを飲んで空海展へ行った友人と別れた。

先日、GWに加茂の浄瑠璃寺へ行ったのは人も少なくて良い選択だったなあ。と思いつつ、甲子園へ。この日は阪神から近鉄奈良への1dayチケットを買ってたので、乗り降り自由w。

阪神〜近鉄奈良が¥2100で1日乗り放題
鍛えてここに甲子園
VS広島戦

大学時代の友人とその友達と3人でライトスタンドバックスクリーン寄りの上の方へ。

六甲おろし歌いたい!

この日は思ったより寒くて浜風きつい。友人にTシャツを貸してもらった。久しぶりに外野席に行ったけどあっちは狭いよねえ。いつも年間予約席をもらったりして行ってたので、昔の日本人のサイズを感じることができたw

そしてもう阪神は負けると予想して9回あたりに友人と、うちの立ち飲みへ。

その友人の友人は「猫の手も借りたい片付けのプロをサポート 猫の手ちえスタイル 猫と暮らすと家は片付く
✱整理収納アドバイザー✱エニアグラムお片づけ士®アンバサダー」

🐈‍⬛

↑猫ちゃんをチェック

こんまりみたいな仕事ってほんまにあるんやねぇ。近くにも実在してるんやねえ!と何か感動!

片付け士の彼女に、最近私がハマっている、1日1捨(1日に1個何かを捨てる)というのをiPhoneのアプリの「ジャーナル」にナンバリングしてると言ったら褒められた!で、大学の友達は🍎にお勤めやのに、ジャーナル使ってる人初めて見たって言われたよww

ワインバーはやれなかったけど、多岐に楽しい1日でした。

24.5.8

私は遣唐使の頃の空海の話が好きです。

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