飛鳥サイクリングと大和八木〜奈良合宿ロケハン
寝る前に思い立ち、朝早起きして阪神御影駅でおとくきっぷを買って橿原方面へ出かけることにした。
飛鳥でサイクリングは2回してるけど、今度フォトクラブの人たちと合宿に行くにはもう一度行っておきたいなと思うのもあり、他にも聞きたいこともあったので、お天気も良いしと阪神御影で泡のボトルを買って向かった。
飛鳥へ行くときの乗り換え案内を見ていると20分ほど大和八木で乗り換えの時間があったので、降りて観光案内に行った。
質問は二つで、
Q
1)大和八木のホテルから談山神社〜石舞台までどう行けば一番いいか→あまりいい回答はなし
2)大和八木の7名ほどの夕食の場所→何件か候補を挙げてもらう。
その後、飛鳥へ行って飛鳥の観光案内所へ
1)大和八木のホテルから談山神社〜石舞台までどう行けば一番いいか→ 桜井からバスで談山神社へ。談山神社でタクシーを呼んで石舞台。
これが良さそう。ホテルから桜井までは電車で行ってもらうことにしよう。
飛鳥の駅前でレンタサイクルを借りる。古代ロマン飛鳥きっぷにはレンタサイクルの割引券がついていて2枚使って200円割引にしてもらい1台だけ出ていたオレンジの自転車にすることにしたら黄色ですよwと言われる。
飛鳥のお寺や神社は行ったことがあるとこばかりで有名石も大体見てるので行きにくいところにある「奈良文化財研究所 飛鳥資料室」へ。
飛鳥と書いてあるけど、場所は桜井市にある。飛鳥と桜井のちょうど境界線ぐらい。
ここに私がトーハクにあると思い込んでいた飛鳥時代の石があるのだ!記念館の周りはお庭になっていて、そこには亀石や猿石など飛鳥の有名石のレプリカが置かれていてそれもすごい良い。
元々噴水だったという石もちゃんと水が流れるようになっていたり、
野村証券の野村さんが京都へ持って行った飛鳥時代の水の流れるもう一つの酒船石の遺構も復元されて水が流れている。
飛鳥時代にあったように再現されてるのが誠に良いのだ。早く中へ入りたかったけど、本物を見たらレプリカを見たくなくなるんじゃないかと思って先に庭をゆっくり見ようと思ったことは自分を褒めたいw
ワクワク資料館の中へ。こちらは昭和50(1975)年に開設されたとのこと。
松本清張の「火の路」が書かれていた1973年にはもちろん出来ていない。
そこに先ほど庭のレプリカで噴水になっていた石人像がドーンと置いてある。二人が一つの石になってる石像で明らかにアジア人の顔ではなく遠くペルシャを感じられる像だ。
また、たくさんの展示物の中で、一番見たかった須弥山石があり、なるほどなるほどと見せてもらう。トーハクよりもこの土地にある事がしっくりくるだろう。しかし、この石だけの部屋を作ってあげても良いのではないかと思ったりした。それぐらい高貴で尊い石だ。
初めて飛鳥に来た時に駅前の大きな石碑があるのを見てあれは何なんだろうと気にかかった。今となってはこの須弥山石がモチーフになってることはよくわかるのだが、それほど飛鳥を象徴する石なのだと思う。この石も東京に行った時は飛鳥の地を懐かしく思ってただろうな。
興福寺の仏頭で有名な山田寺の再現してある部屋も素晴らしく、企画展で高松塚古墳を再現しているのもあって、こちらも見応えあった。流石奈良文化財研究所 飛鳥資料館、自転車をコキコキ遠くまでやって来て本当によかった。感動も有り、関心もあり、めちゃくちゃ満足したのでした。
館内のお土産コーナーに 奈良文化財研究所が出している国宝の平城宮跡から出土した木簡の手拭いがあり、そのリアルな布への印刷にびっくりして購入する。これには解説書も着いていて素晴らしい。
資料室を後にし、自転車にのって行くまでに見ていてた素敵なカフェに入る。
ランチは野菜料理で味のあまりないオーガニックなものだった。アルコールはなく、ハーブティを20種類ぐらいから選ぶ。(ハーブティで有名な店みたいだった)2千円ほど。田舎は野菜料理が多い。というか飛鳥は多いような。
飛鳥で味の濃いものに出会ったことがないような気がする。フォトクラブの人たちは朝ごはん付きを推奨している。できる限り朝ごはんをたくさん食べて、飛鳥で食べんでええかもwwと思うのだったw
その次も行ったことのない、奈良県万葉文化館。万葉集をテーマとした歌の文化館で私の苦手分野だw 売店で万葉集についての本を買う。奈良を愛するには万葉集にも触れないといけないよね。長谷寺の信仰についての企画展示もあった。
その後、観光協会のおばさまにいいよと言われた、明日香村の資料室みたいなのに行ったけど、そこはあんまりだった。
合宿で行くと思うのでお寺や神社には行かず、自転車を返そうと飛鳥駅まで。途中、鬼の雪隠と呼ばれる巨大石のあたりを通り過ぎる。石舞台の方には行かなかった。合宿でゆっくりまた訪れよう。
自転車を返して大和八木へ。お得チケットなので、飛鳥 橿原神宮 桜井 壷坂などにフリーに乗り降りできるのだ。大和八木に向かう途中に、今井町の夕食にどうかと思っていたカフェに寄ろうと八木西口で降りる。
昔の商家をリフォームしてオサレ空間なのだが、忙しそうでスタッフがギスギスしてるのが気に掛かる。ワインを注文してディナーのメニューを見せてもらった。トイレに行ったときに2階も見たけど、そんなに広そうではなくて夕食にするのは断念。
大和八木に立ち寄った時は必ず行ってるワインバーが最近スタンディングパブを始めたというので寄ってみる。そこで話してたらパブの女の子が、2階のワインばーを貸切とかでパーティできますよ。と、バーの男子も来てくれて、お料理三千円ほどからできますというので、どうしようかな。結局悩んむなぁ。
この日はお天気もよく、ロケハン日和で飛鳥を存分に楽しみ、また次の合宿で飛鳥をサイクリングできるのをワクワクしつつも1日目の夕食についてはしばらく悩むのであった。
22.10.25
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