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東京合宿〜④横木安良夫写真展「追い越すことのできない時間 Catch it if you can」とギャラリートーク

渋谷スクランブル交差点で、スナップシューティングをして、楽しく立ち飲みした後に、目黒へ行く。

横木さんが個展をしているギャラリー「Jam Photo Gallery」へ。

そこでは「追い越すことのできない時間 Catch it if you can」展をやっている。行く前に読んだ横木さんのnote が良くて、その話も飲んでる時にしたんだけど、もう書いたことに興味がないのかw、あんまり共感されなかった。

その間考えた、横木安良夫の写真は何かということ。
結局そのこたえのひとつが今回の写真展だ。
それは、時代も場所もミックスすること。スナップもポートレイトも、セットアップした写真も等価にあつかうこと。
それは長い時間かけて写真を撮っている写真家の特権かもしれない。
今後もさまざまなバージョンで発表してゆくつもりだ。

「11年前に撮った写真は、古いか新しいのか?」 横木安良夫

そういう展示になっててとても面白かった。写真集もよかった。そしてみんなに予約してください、と圧をかけてwいう横木力。もちろん買うつもりだったけど、そこも横木さんらしいw

ギャラリートークも面白かった。

横木先生

途中からロバート・キャパの話となり、沢木耕太郎の話となり、横木さんと沢木耕太郎の違いの話がめちゃくちゃ興味深くて面白かった。横木さんの論はカメラマンの視点でのみ語られていて、納得のいくものだった。

今回の東京合宿での前、去年、六アイの美術館で、キャパの写真展と白洲次郎正子展をフォトクラブのみんなと行った日があったけど、あの日が今回の合宿に帰着したなあと思う。あの日、行っててすごいよかった。それもこのフォトクラブと行ってたのがすごいね。

交流会のレストランへ行くまでの間、横木さんと話してて、キャパは死ぬ前に日本で大仏とか祇園とか撮ってますよね、というと、日本では、キャパの日本の写真はつまらない、日本のアマチュア写真家が撮るような写真だと評判が良くなかったと横木さん。子供がねんねこして弟を背負って遊んでるところとか、しゃがんで話してるおばさんとかばかりを撮ってたらしい。初めての場所に行って、そういうなんでもないような写真を撮るところがキャパらしいと横木さん。キャパを呼んだスポンサーは美しい日本を撮って欲しかったんだろうけど、そんなの無視して自分の撮りたい写真を撮るってのが素晴らしいんだ、それがカメラマンだということを言いたかったのだろうと勝手に解釈したw

その日本でのキャパが撮った写真、帰ってこのnoteを書いてるときに調べてたところ、キャパの日本での行動について調べてwebにあげている丁寧なブログがあり、読んでみるとそれは横木さんのブログだった。流石キャパの最期について沢木耕太郎に間違いだと伝えた人だ!

本当に素晴らしい記事だ。

交流会のタイ料理のお店でみんなで会食。最初八人六人と別テーブルだったのをねばってねばって店の人に言って、結局一つの長テーブルにした横木力w

隣で座って私たちの先生でもあり横木さんの友達でもあったカメラマン、北畠健三さんのことをたくさん話した。横木さんは、みんなが来てくれてとても楽しそうだった。

その後、もう一件行く人たちと2次会して、帰った。横木さんは結構酔っていたw 楽しい夜だった。

友達と同じホテルなので、めちゃくちゃ頼りになり、めちゃくちゃ気軽にどこへも行けるのがいい!

帰って、またスーパー銭湯に行って、サウナを堪能。綺麗し、お風呂は500円で広いし、いいホテルだな!

23.6.11〜東京合宿④

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