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10代20代女子のリストカットとオーバードーズ
10年前の調査研究で、中高生女子の12%がリストカットしていたと言います。
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1140080983.pdf
とすると、今の30代40代の人たちの10人に一人がリストカット経験者ということになります。
近年はオーバードーズ(薬の過剰摂取)も増えています。
(私もこのシリーズで取材協力しました。)
ヒステリックで多感な女子はむしゃくしゃしたり不安になったりしたら、リストカットやオーバードーズ位、簡単にするよね、と済ませていいこと?
これだけジェンダーとか言われて男女差の多くが作られたものだと考えられている時代に、なぜ日本では、女子がヒステリックな形で自己表現をし(とはいえ、家の中で静かに、です)、このような形でストレス発散しているのか?
男女の社会的な扱いの差に気がつく思春期に起きていることです。
端的に言って「女子が生きにくい社会だから」ではないですか?
不安や葛藤、憂鬱な気分を和らげたいなど、精神的な苦痛から逃れるため、と言うけれど、そもそもなぜそういう状態になるのか。
この数値は世界各国でも同じなんでしょうか。流行っていうけれど、その時に何か起きていなければ、流行しないですよね。形を変えて続いているだけ。日本の女性の置かれている立場を考えると納得できるかも。
松本俊彦先生がずっと防止の中心になっておられますね。
さらに誰か社会的な視点から掘り下げてほしいなあ。。。
リストカットやオーバードーズする女子の社会観、将来の希望、子どもの頃からの経験などとの相関を取った統計的研究、ないかな。
日本で起きているさまざまな社会的問題は、一度フェミニズムの視点で見てみると気づくことが多いように思います。
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