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本気で挑戦し道を拓く学校の取り組み記録 【週刊新陽 #94】
1月24日夜からの最強寒波による大雪で、全国各地で交通マヒや事故が起きていましたが、皆さんの街は大丈夫でしたか。
新陽高校のある札幌市南区も今季いちばんの寒さとなり、最高気温でマイナス10℃を下回るほどに・・・ここまでくると「寒い」ではなく「痛い!」と声が出てしまいます。
先週末も天候不良の予報で、土曜日には単願入試があり心配しましたが、なんとか無事に試験を行うことができました。中学生と保護者の皆さん、本当にお疲れさまでした!
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来校してくれた受験生ありがとうございました。
進行形の取り組みを全公開
単願入試に続き2月の一般入試が終わると、合格者の入学手続きや入学前セミナーが行われます。3月は卒業式と終業式、そして4月にはまた新しい年度の始まりを控え、今は学校が一番忙しい時期かもしれません。
さらに常に新たな取り組みに挑戦している新陽では、1日1日過ぎるのが本当にあっという間です。
本気で挑戦し自ら道を拓く人の母校。
常に新たな改革に取り組み、
高校教育を再創造する。
一方、挑戦し前進しているからこそ、自分たちの立ち位置を確認し、立ち止まってリフレクションしたりすることが大切。そして、それが他校や他業界のお役に立てたらなお嬉しいと思います。
そこで、取り組みをアーカイブ(記録・保存)することを意識して、学校や私自身による発信に加え、積極的に取材等をお引き受けしています。
今週はその中から、最近公開された新陽の紹介動画や記事をまとめてご報告します!
バーチャル学校訪問「となりの学校見学」
まずは、つい先日公開されたばかりのYouTube動画から。
Webサイトやオンラインイベント、そして雑誌などさまざまなコンテンツを通して、「教育」を超えた「きょういく」を探究し創造するコミュニティ『先生の学校』。そこで新たに始まった企画の「となりの学校見学」は、レポーターの"いわたつ"さんが各地にある子どもたちの学ぶ場・育つ場を訪れ、その様子を紹介する動画です。
なんと、この企画の第1弾として新陽を選んでいただき、動画が完成しました!(https://youtu.be/9GCxfW2Eazo)
冬が本格化する少し前、『先生の学校』のクルーの皆さんが来校してくださったので校内をご案内。新陽の特色である『中つ火を囲む会』やフリーアドレスの職員室などを中心に解説しました。
実は、新陽の取り組みを見てみたいとおっしゃる方は少なくないのですが、札幌という距離もあり、そう簡単には来ていただけず、そういう方にシェアできる素材ができたという点でもこの動画はとてもありがたいです!
また、2名の新陽の先生が『中つ火を囲む会』について語っているのも今回の動画の見どころ。なぜこのネーミングになったのか、何を目的としているのか、先生にとってどんな場になっているのか、などなど、実際に対話に参加しているお2人の生の声が聞けます。
NewsPicks Education「学校変革の軌跡」
NewsPicksは100を越えるメディアの情報とオリジナル記事を読むことができるソーシャル経済メディア。そしてNewsPicks Educationは、NewsPicksのサービスを制約なく使える小中高校向けのサービスで、新陽でも利用させていただいています。
この度、NewsPicks EducationのWebサイトがリニューアルされ、新陽の取り組み紹介の専用ページができました!
![](https://assets.st-note.com/img/1674778946308-JxfYhivFn7.png?width=1200)
これまで「チームになる学校」というタイトルでnoteに連載されてきた内容が、あらためてWebサイトの記事として直接掲載されています。
そしてリニューアルのタイミングで新たな記事も公開されました。最新号は教務部長・高橋励起先生とメンター長・植田祐矢先生のインタビューです。
その記事がこちら▼
自分の学びは、自分で決める。 札幌新陽高校が「生徒の数だけ学びがある」単位制カリキュラムに切り替えた理由(#11)
![](https://assets.st-note.com/img/1674699793337-WrO51bp85N.jpg?width=1200)
なお、これまでに公開された全10記事のタイトルは以下のとおりです▼
#1:多様性を尊重する教育と、学校変革に挑戦する札幌新陽高校の起源
#2:リーダーではなく、一人ひとりのリーダーシップが組織を変えていく
#3:どうしたら実現できるか?で変革を支える教頭の奮闘
#4:批判と質問の嵐からスタートした教務規定のリニューアル。その経験を通して教務部副部長が学んだこと
#5:先生の学習を支える職員室にイノベーションを!一番風通しが良くないといけない場所「職員室」を風通し良く
#6:高校でも欠かせない1人1台端末の整備。ICT活用のファーストペンギン・札幌新陽高校の4年間の歩みとは?
#7:宇宙PBLに、アイヌPBL。「生きたいように生きる力」を育む、札幌新陽高校のPBL徹底解剖
#8:生徒自治の生徒会、TikTokフォロワー6.4万人超えの仕掛け人。独自の校務分掌、コミュニケーション・センターとは?
#9:教員の働き方改革の視点から地域移行、ではない部活動改革。「何のために部活動を行うのか?」という問いに向き合うことから始めよう
#10:多くの「出会いと原体験」を生み出す札幌新陽高校の外部連携・地域連携の仕組みとは?
次回(#12)は来月末公開予定。単位制について、今度はメンターやハウス制度を紹介します。どうぞお楽しみに!!
【編集後記】
この時期すっかり雪に覆われている札幌。雪の中を歩いていると、とても静かに感じることがあります。雪の結晶が複雑な形をしていて、そのたくさんの隙間に音の振動が吸収されるので遠くまで届かなくなるから、だそうです。本当に寒い日は雪の結晶が溶けることなく残るので、肉眼でも美しく複雑な形を見ることができます。
正直に言うと寒いのは苦手なのですが、雪景色や雪の結晶を日常の中で見られるのはなんだか贅沢で、北海道に暮らす幸せを感じています。