本を読む日
返却予定日だったので、図書館のスタバで読み終えてから返却した。
車があるときは、駐車場代を意識しがちだったのだが
電車と徒歩なので、ゆっくりできた。
ゆっくり読んだら、読み残しの短編をすべて読めた。
「獣の夜」も良かったが、
足漕ぎのスワンボートで、記憶の澱をかき混ぜるという話も面白かった。
それから、失恋よりも、大切にしていた小さなお皿を割ったことの方が、心にダメージを与えていたという話も。
なんというか、カウンセリングの過程で起きるようなことを
分かりやすく言語化できているのはさすがである。
短編集など、読み終えていなくても諦めて返してしまう事もあったのだが、こんなふうにすればよいんだと気づいた。
これは車があったら、返ってできなかったことかもしれない。
返却して、ふと雑誌のコーナーを見たら
現代詩手帳の現代詩年鑑が借りられるようになっていたので借りた。
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