お正月さん

風邪もひいてるし何にもしない　と思い（いつも何もしていないが）
別に大みそかから新年まで　一日経つだけじゃないか　と思い
そう思ったら
日本昔話の「かさじぞう」のお地蔵さんが頭の中でぴょんとはねた

けなげなおじいさんも
おじいさんを助けようとするお地蔵さんも
その「一日経つだけの事」をどれだけ大切にしていたのかと

我々が忘れたふりをしてうそぶくと
なにかいろいろな精霊やつくも神や
われわれを見守ってくれていたいろいろなものが
われわれを見捨てていく

本当のディストピアってそうやってできていくのかもしれない
なんだかね