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昨日の記事で思い出した、海外の市場で驚いた話です。

海外旅行に行ったときに、市場とかスーパーに行くのが大好きなんですよね。

「え~なんだこれ~!」
「安っ!!!」
「めちゃデカいやん!」

とか言いながら、水族館に来たかのように興奮できます。

一度、海外でレストランをやりたいと言っていた社長と一緒に、マレーシアの飲食業の視察したことがあります。

そのとき、現地在住の知り合いに、仕入れ業者しか行かない市場にも案内してもらいました。

なんか消費者向けの市場よりも、衛生環境は悪い気がしました。なんせ、炎天下の中に、肉がぽ~んって置いてあるんです。

お~すごいな!!
大丈夫かな?!

ま~ハエがちょこちょこ飛んでるのは、海外あるあるなので気にならないですが、ひとつだけ、真っ黒な肉がありました。

「えっ、あの黒いのなんの肉だろう?」

そう思って近づくと、黒いのがいっせいに飛び立って、赤黒い肉が現れました。
なんとハエの大群が、肉が見えなくなるくらいたかってたんですね~!

その部位は、レバーでした。きっと中にはたくさんのウジ虫が植え付けられてるんだろうな~と。

その時の学びは2つ。

「レバーって栄養豊富で虫にも人気なんやな~」ってことと、
「こういう国で内臓とか食べるのやめとこう」ってことです。

もちろん、火を通して提供されるので、食中毒になるケースは少ないと思いますが、ちょっと気持ち悪さが残りますよね。

菌には、芽胞菌という火にかけても死なない菌もいたり、黄色ブドウ球菌やボツリヌス菌のように、菌自体は殺せても、菌が作った毒素が残っており、それにより食中毒になる場合もあります。

海外に行って下痢になったりするのは、水だけでなく、食品の衛生環境の悪さも要因でしょうね。

ちなみに、昔読んだ本で、インドの屋台で食べたご飯がめちゃくちゃ酸っぱかった、という話が面白くて記憶に残っています。

筆者がその仕組みを調べて行くと、
インドは貧乏なので、食べ残しを集めて、また販売する業者がいるそうです。

そしてさらに、その食べ残しの食べ残しも、再販売されたりします。

それが何段階か積み重なる頃には、だいぶ菌汚染が進み、酸っぱいごはんができあがるようです。インド恐るべしですね!!!

食べ物を粗末にしないという観点では非常に素晴らしいエコシステムが出来上がっていますが、割と先進国以外は、食べ残しをリサイクルしているところはあるんじゃないかなとか思います。

この辺はもう「知らぬが仏」の世界ですね(笑)

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