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幸せって、自分の考え方次第というのはもちろんあるのですが、どうしても外的環境によって、感情は持って行かれてしまいます。

そして、つくづく思うのですが、外的要因のうち、幸せという感情に作用するとても大きい要素がやはり「他人との比較」です。

結局、能力とか状況とか、他人との比較でしか自分の立ち位置を評価できていないからです。

逆に言えば、現状、他人と比較して不幸せだと感じている人が、いまの能力と貯金のまま、200年前の日本に行ったらきっとすごいスペックの大金持ちとなるでしょう。比較と言う意味では、不幸せを感じなくなるかもしれません。比較による幸せって所詮そんな適当なもんです。

でも、200年前に戻れないじゃんって言う人はいると思いますが、幸せになりたいのなら、普通に「他人との比較は止めれるんだから、止める努力をしたら良いじゃん」って思います。

実は、比較をしても幸せと感じれるくらいのお金の量とか、地位とかを得ようと思ったら、よほどの努力をしたうえで、トップ10%とかには入らないといけないんではと思います。

すなわち、90%の人は、その作戦では幸せにはなれないのです。しかも、トップ10%に入ったからと言って、比較ベースの考え方の人は、さらに自分より上の人を見て、不幸せを感じることでしょう。

ある分野でとてつもない努力をして世界一を取ったとしても、違う分野を見たら、その分野では下位であったりもするはずです。

結局、比較というベースに幸せを置くとキリがないということです。自分の一番大切な幸せを「比較」という不安定なものに委ねてはいけません。外部環境次第という「自分ではコントロールできないもの」に、私の大切な幸せを左右させてはいけません。

私の幸せは、私の心の中で、じっくり育て、守り、外の環境がどんなものであれ、常に幸せでいられるようにすべきなんです。お金なんかよりも、一番大切な宝物なんですから。そして比較は努力すればやめれます。メソッドは色々ありますが、「努力次第で必ず比較は止めれる」ということだけは、常に頭の中においておいてください。

やり方に関してはWEB上にも書籍にも色々答えは落ちています。そして自分の中で色々なトライアンドエラーが必要になるでしょう。一つのやり方があるわけでなく、色々な人生経験を融合させていくような作業が必要でもあります。

「他人と比較」することで不幸せを感じてしまう人は、絶対に変えようとまず思ってください。少しずつでも変えていけば、少しずつ自分の中の幸せの量は増えていくはずです!

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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/(株)QUEENS&CO.代表/僧侶/
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