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人に何かを教えようとしても、全然ピンと来てないなってことがあると思います。

それは伝える内容よりもタイミングが合ってないってことの方が結構多い。

学びはタイミングがすべてです。同じことをやれば、誰でもうまく行くわけではないんです。

小学校1年生にいきなり2次関数を教えても無理ですし、幼稚園生に高度なサッカーの戦術を教えても難しいでしょう。

学びは基本的にはステップbyステップで順を追って進んでいくものです。それは学校の学習だけでなく、心の学習も、人生の学習も全部同じです。

心や人生の進捗具合は目に見えないので意識されにくいですが、その人のタイミングのもの、半歩先のものしかちゃんと学習はできないのです。

例えば心の成長は、ヴィジョン心理学によると、

依存⇒自立⇒相互依存⇒霊的依存

というステップになります。自立をしていないもの同士に、真の相互依存は無理ですし、学びにもなりません。

ビジネスでも、ある人が、人に任せる方法がうまくいったからといって、それが誰にでもあてはまる訳ではありません。まず自分一人でやれる力をつけ、その後に任せるからうまくいくのです。

好きな人としか付き合わないというのも大切ですが、私は嫌な人としっかり付き合ってきた人だけがそのステップにちゃんと進めると思っています。最初から好きな人としか付き合わないと、器も人間力も広がりません。

人間関係、セルフイメージなども、まず執着を握りしめ、その後手放す。

病気にならないと健康のありがたみが分からないように、握って開いてで、地球は学べていける場なんですね。

何かを学びたい時、何かを教えたい時は、誰が言うか、何を言うかも大切ですが、どのタイミングで言うか?このタイミングだと何を学べるのか?を意識してみてください。

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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/(株)QUEENS&CO.代表/僧侶/
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