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いろいろ勉強していると、そもそも現代の栄養学って何なん?って思います。

19世紀は三大栄養素の時代で、そこからビタミン・ミネラルが加わり、五大栄養素になりました。

現在では、繊維、水、ファイトケミカル、酵素が加わり九大栄養素なんて言われています。
いやいや、自然のままの食べ物に近づいているだけやん。って思います。

わざわざ、例えばリンゴの成分を分解して、これが大事、これが大事って分析していった結果、やっぱり関係ないと思ってたものがどれも大事になって、最終、リンゴ丸ごとになっていってる感じですね。

もうこういう捉え方するの止めたら良いのにって思います。
まず無駄に遠回りしてます。

栄養士さんが出す表とかで、まず主食を「白米」にするから、補わなければいけなくなる。
主食を、「玄米」にしたら、栄養を考える必要が一気に減るんですよね。昔の英国でも、黒いパンが嫌われて、生成した小麦を使い出してから、色々な病気が増えました。

ちまたの完全食とかも気持ちが悪いです。
自然の食品を、一旦バラバラにして、それらをかき集めて、完全だと言い張っている食べ物です。いくらなんでも遠回り過ぎる。完全でもない。自然なものをそのまま食べたら良いのに。


そして、この手法だと穴が出るんですよね~。

例えば、火を通すと、植物に入っている情報がなくなり、EZ水は壊れ、電子はどこかへ行きます。これらは体を健康に保つという意味では非常に大切です。

このことは現代の栄養学では何も語られていません。おそらく100年後も語られることもないかも知れません。

人間が1つのものを、要素に分解して、その認識した要素をすべて足したと思っても、元の原型には戻らないんです。人間が認識できる要素が不足しすぎていますから。

同じ野菜でも、その季節にその地域で取れたものでないと、重水素が多くなり、ミトコンドリアのタービンが詰まります。

オーガニックと言われる野菜でも、未成熟堆肥を使うと、硝酸塩窒素が多くなります。

ここまでくると、もうごちゃごちゃ面倒になりませんか?でもそうなった理由も、人間がすべてを複雑にしてしまったからです。

味のこともあり、現代では難しくなって来ていますが、栄養素なんてあまり考えずに、

「近くにある自然なものを丸ごと生で食べる」
の一択だけ心掛けたら良いんじゃないかと思います。

もしこれで補えないものがあれば、多少補っても良いですが、栄養学の五大栄養素を信じて、その栄養素をきっちり過不足なく摂っていても病気になります。それでは足りないものが多過ぎますから。

「近くにある自然なものを丸ごと生で食べる」
という要素が足りてなければ病気になるんです。

いつでも見習うべきは野生の生き物です。
彼らは栄養素なんて考えずに、近くにある自然なものを、食べたいものを食べたいときに食べる。それで病気知らずです。





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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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