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夜勤の発がん性は、除草剤並み。

前に、「やめたら急激に体調がよくなるもの」というアンケートで、
「夜更かし」が一位だった。という話をしました。

それだけ、夜にしっかり寝るということが大切なんです。
1日に7時間、いつでも寝たら一緒!という訳ではありません。

私たち生物は、”夜”に寝ることが自然で、”夜”に寝ないと健康を保てないのです。

とはいえ、仕事の都合上、夜勤をしなければいけない方がいますので、そういう方には感謝もしつつ、長くは続けないで!とは思います。

下記は、国際がん研究機関が発表した、発がん性をリスク順に表した表です。
私の大好きなアルコールは、グループ1ですね(笑)

おそらく発がん性があるの第2グループに、入っているのが、
「サーカディアンリズムを乱す交代勤務」です。

すなわち、日勤や夜勤を繰り返す、看護師さんのような働き方のことです。この働き方が、グリサホート(除草剤)と同じランクに入っているのです。

交代勤務でなくても、
夜勤の方は日勤の方に比べて、乳がん罹患率が1.5倍、前立腺がん罹患率が2.3倍などのエビデンスもあります。

私たちの人間にとっては、太陽の光と共に活動を始め、日が沈んだら活動を停止し、少ししたら眠りにつく、というのが一番ナチュラルな行為なのです。

人は、自然から遠ざかれば遠ざかるほど病気になります。

避けれる夜勤は避けましょう。
コンビニだって、スーパーだって働く人がいなくなれば、夜中に開けなくなるのです。それでもかまわなくないですか?

わずかの便利さのために、わずかな快楽のために、わずかな痛みを避けるために、人類は自らの命を差し出しています。

少し変わってきたようにも見えましたが、国が指針でも示さない限り、この流れは大きくは変わらないのでしょうね。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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