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トランス脂肪酸は、マーガリンよりバターの方が多い!

これって有名なんですかね?
私の情報は30年前でストップしていたようです。

健康業界では、悪者の代表として君臨していた「マーガリン」
その理由はトランス脂肪酸が多いから。

技術の進化で、平成の時代にもうとっくに昔の1/10とかになっていたんですね。同じく悪者扱いのショートニングにいったては1/20です。

駒沢女子大学HPより

では、現在のバターとマーガリンを比べてみますと、

株式会社創建社HPより

トランス脂肪酸の量は、一般マーガリンは、一般バターの半分。
中には、さらに1/3に落としているものもありました。

へ~完全に知らなかったです。
日本の食品技術の進化は素晴らしいですね!

ちなみに、バターにはなぜトランス脂肪酸が含まれているかというと、牛の反芻(はんすう)の過程で生じるそうです。

ちなみに、トランス脂肪酸がなぜ体に良くないかというと、主に油でできている細胞膜が、劣化した細胞膜になってしまうためです。

そうすると、細胞内外の成分の出し入れや、エネルギーに貯蔵に支障が出てきてしまいます。

この記事はわずか、1年半前の記事ですが、マーガリンを悪者にしていますね(笑)

そういえば、鉄分の王様だったひじきも、10年前にその地位から陥落しましたね。

2015年に改訂された食品成分表では、ひじきの鉄分料が、100gあたり55mgから6.2mgと、9分の1になったと話題になりました。
ひじきの製造に使われる釜が、鉄からステンレスに変わったためです。

この辺は情報のアップデートの問題ですが、傷も消毒しない方が良いと変わったり、骨折の時もギプスで固定しない方が良いと変わりました。(ケースバイケースですが)

今もっている私たちの常識が実は間違っていて、いつか真逆のことを正しいと言われる可能性は常にあります。

常識を鵜呑みにせず、常に情報をアップデートして、自分の力で考えていく癖をつけていくのが大切ですね!



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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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