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「昆虫食」流行らないでしょう。の話。

昆虫食のニュースが毎日のように流れますね。

誰が仕掛けてるのかわからないですが、どう考えても流行らないでしょうね。

まず、「昆虫食」は、飢饉が多かった人類の数万年の歴史で、食べる機会は何度もあったと思います。でも、文化として、多くの国には根付いていません。それが答えです。

味が受け入れられないのか、生理的に受け入れられないのか、肉体に問題を来たすのか。たぶんミックスでしょう。

そして、飲食マーケットは、ニーズ型です。服などと違ってシーズ提案が流行る訳ではありません。ビルゲイツが、パクチーをもっと流行らせようと頑張ったところで、すぐに限界が来るという話です。

消費者は、安心できて、美味しいものを食べたいのです。

そもそも、論理的によくわからないんですが、コオロギをたんぱく源と言いますが、コオロギがタンパク質という物質を増やす訳ではありません。

養殖するなら、コオロギにタンパク源になる餌を与える必要があります。であれば、その餌を、人間が食べた方が良いんじゃない?という話になります。なんでコオロギを介す必要があるんでしょうか。

もしくは、コオロギを食べる動物を、人間が食べたら良いと思います。なんでわざわざ食物連鎖の、変な階層に、人間がわざわざカットインして、食べないといけないのか疑問です。

コスト問題とかは度外視してますが、食糧問題が気になるなら、人間が普段食べているものの養殖を、今から頑張っておいたら良いだけと思います。

マーケティングとして仕掛けている人がいると思うので、どうなっていくかは見物ですね。

周りの女子に聞くと、カエルとかハトとかを料理したフライパンで、料理した普通の料理も食べたくないって言うんで、特に日本では根付く気がしませんね。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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