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ここ数年、フェムケアブームでの影響で、多くのフェムケア製品が市場に出回っています。

私はその大多数が体に良くないと感じています。
肌感では99.9%以上です。痒みや臭いなどが一時的に抑えられていたとしても、確実に体内に毒素が蓄積していっていると考えられます。

膣内の粘膜は、通常の肌細胞の42倍の吸収率があると言われています。

通常であれば、肌の角質のバリアで防がれている毒物も、粘膜からは容易に吸収されてしまいます。

自分で開発していてなんですが、どうしても化粧品には、体に良くない成分を含まざるを得ません。
保存料だったり、増粘剤だったり、pH調整剤だったり色々と。

冷蔵保存しない以上、栄養あるものを置いといたら、腐敗菌に侵されるのが地球の宿命。だからまず保存料は欠かせません。

パラベンフリー、フェノキシフリーなどを謳っているいる製品でも、実は、保存料と規定されていない抗菌剤を大量に入れています。

そう考えると、少量でも効果の高い、パラベンやフェノキシエタノールを入れている化粧品の方が、私はトータルでは安全だと感じてしまいます。

自社で作っている製品は、多少のマイナスポイントはあれど、多くのプラスポイントがあるので、トータルでプラスであるという計算で開発していますが、それでもさすがに粘膜にはおススメはしていません。

通常のスキンケアのノリで作っている、現在の市場にあるフェムケア製品が私には恐ろし過ぎてなりません。きっと、知らず知らずのうちに多くの病気を招いてしまうと思います。

近年の子宮頸がんの著しい増加には、紙ナプキンの化学物質が多いに関係していると思っています。

こんなに低年齢の人たちが罹る癌は珍しいですし、急にヒトパピローマウイルス(HPV)に感染している人が増加してきたとも考えにくい。

メルク社HPより

これ以上、大切な膣を化学物質で汚染させないためにも、フェムケア製品の使用は、慎重に検討すべきです。

本当に安全なフェムケア製品の開発もいま進めています。理論上は完全な保存料フリーの化粧品開発は可能ですが、それでも本当に慎重に進めていきたいなとは思っています。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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