拒否対応で大切な心構え
認知症の方への対応には日々四苦八苦している人も多いと思います。
特に拒否ケースでは感情的になってしまうこともしばしば…。プロフェッショナルでなければいけないと、ふと我に返っては反省してたりします。
そんな中、職員が何人入れ替わってお誘いしても入浴拒否する利用者に、
その人が関わっただけで魔法のように入浴してしまう職員がいました。
そのひとに秘訣を聞いた時の言葉をご紹介したいと思います。
「普段からその利用者の気分が良くなることを観察してます」
例えば歌が好きな利用者がよく口ずさんでいる歌を覚えておき、唐突に歌いながら近づいていく。
すると利用者は自然と上機嫌に歌いだす。
タイミングを見計らって「お風呂にでも浸かりながら続きを聞かせて下さい」と声掛けする。
利用者は「いいわねぇ」とノリノリで浴室へ向かっていきました。
「他にも、
頼みごとをする
昔働いていた職場の話をする
孫の話をする
取り組んでる作品を褒める」
…etcとにかく日頃の観察からその人に合った引き出しを準備しておくことが大事なんです。
関心を持ってよく見る。シンプルだけど、地味で中々意識しづらいことですよね。
日々の積み重ねや継続することの大切さを実感させられました。私も少しの努力を毎日行える心構えを身につけていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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