海外出張の密かな楽しみ!?パート5
師走を迎えたこの時期、今年最後の海外出張で欧州に来ています。初日から無茶苦茶ハードな研修に加え、会議をふくめた日本の仕事も処理しなければならず、久しぶりに燃え尽きました。
主な目的であるリーダーシップ研修ではヨーロッパのマネジメント層に日本から唯一の参加者でした。まずは前半パートを終えたのみですが、以下の点については大きな学びになりました。
1)リーダーシップは世界共通
欧米諸国との違いを感じるかと思ったが、リーダーシップという概念に抱いている思いや、感じている課題は共通であることが理解できた。
2)公の場での自己表現はスタンダード
日本では自分の意見をはっきりと伝えることでコンフリクトが起こるリスクもあり、特に反対意見を公の場で共有するときに神経を使う。一方、議論することが当然である(特にフランスなど)文化圏の人々は強い。ガンガン横から入ってくるし、反対意見も当然発言する。上から目線でアドバイスしているのは笑えた。
3)謙虚は議論の場ではディスアドバンテージになる
日本人は勤勉、謙虚であることは強みであると思う。私自身もそんな日本人が好きだ。一方、会議などの議論の場においてはこの謙虚さが裏目に出る。とくに傾聴しようとすると、意見がない、存在感がないと見なされる。
仕事柄、外国人と働くことが多いが、研修を通して、鍛えるべきポイントを改め再確認できた。一方、基礎となる英語についてはリスニング力をもっと強化する必要性を感じた。日本でも英語での仕事の割合が多いが、すべてが英語になると脳の処理能力がオーバーヒートして疲労困憊となる。慣れが重要であると同時に、様々な国や個人のアクセントに対応しなければならないなと改めて思った。
また、どのようなLeadership ambitonを描くかについては、ドラフト段階ではありますが、以下のようにまとめました。
A Visionary Leader
A great leader unlocks potential of people by fostering collaboration, creating shared vision, and embracing a growth mindset which is based on feedback culture. Through inclusive leadership, I ensure every voice is valued, empowering individuals and driving collective success.
気づけば師走。こっちもクリスマスで街は盛り上がっています。街のいたる
ところにクリスマスの装飾が施されており、とても綺麗で気分があがります。日本とは大きく違うな。。。と改めて感じる。
リーダーシップの旅はまだまだ長い。常に自分を振り返り、方向修正しながらその時々の最適解を見つけ、実践を繰り返すのみ。
歴史ある建物に由来する歴史に想いを寄せながら、自分を振り返る週末でした。