見出し画像

世界の情勢などが心配なときに~ネットと書籍(歴史思考、読書脳)などの併用で自分の思考を深める

【今日のポイント】
2024年も世界の分断化や紛争の激化など、世界情勢は予断を許さない状況が続いているとニュースからも感じますが、
一方で、世界全体で課題を可視化し、共有できる可能性も有ると期待しています。

物事を多面的に見て、冷静に判断するために、ネットと書籍などの併用で、自分の思考を深め、検証する必要性が高まっていると、自戒も込めて感じる次第です。


1.世界の分断化と今後への懸念

2023年は、ウクライナ戦争に加えて、イスラエル・ハマスの紛争など、地政学的なリスクの顕在化が誰の目にも明らかになってきた年でしたが、
残念ながら2024年もこの傾向は続くと考えている方が多いかと思います。

また、今年は、選挙などの政治面で大きなイベントが各国で予定されており、特に、米国の大統領選挙は、世界情勢に大きな影響を与えるとの予想が、以下の記事など、多くのメディアで報じられているのはご案内のとおりかと思います。

また、現時点では想定されていなかったり、可能性は低いと考えられたりしている新たな紛争が発生する可能性も否定できないかと思います。

『2024年米国大統領選挙とイスラエル支援』
2023/12/12の、株式会社野村総合研究所https://www.nri.com/jp)の記事。
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2023/fis/kiuchi/1212

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

2.世界共通の課題の可視化・共有への希望

上記のように、世界情勢は予断を許さず、昨年の天然資源を始めとする物価高にもみるように、その影響は経済面、社会面にも及んで来るので、私達にとっても他人事ではなく、大変心配になってしまいますが、

その一方で、2023年の深刻化する温暖化と気象災害への懸念プロセスマイニング技術やデジタルツイン技術などのサプライチェーンを含めた幅広い工程の見える化と改善の進展からは、 
「各国共通の課題の現状と今後の可視化と共有が、世界の分断の抑制力として重みを増す」事も予想できるかと考えています。

 現在の世界が分断される傾向に対して、
地球温暖化による気象災害の様な世界的な課題に対する、AI・IoTなどによるデータ収集および分析と、その情報を発信する側と受け取る側でも、VRやメタバースなどの情報発信手段が進化することで、
世界共通の課題の可視化と共有に貢献し、世界がまとまる方向に進む事を期待を込めて予想する次第です。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

3.ネットやTVに加えて、複数の情報源を組み合わせ、思考を深める

ネットやTVは、センセーショナルで目を引く事象を重点的に取り上げる傾向があると感じており、その時々の情報に振り回されるリスクが有ると思います。

そのようなリスクに対応し、冷静に判断して前向きに対応するためにも、
「ネットなどで真偽の判断が困難な情報が増加し、かつ知見自体の更新もAIの活用により加速する中で、幅広く情報を集め複数の視点から見るとともに、書籍や過去の歴史から温故知新も活用して思考を深める努力の必要性が増す」
と考えています。

様々な出来事の情報に触れた際には、これらの出来事が生じた時点だけでなく、過去の経緯や似た事象などとの比較もしながら判断する意識とスキルが、ネットなどで情報が氾濫する現在は必要性を増していると思います。

 その際に、思考を深め、洞察力を磨く手段として、色々な分野の書籍を読むことも重要になってきますね。

 私は、以下に記載している書籍の要約サービスを利用していますが、かのベストセラーのファクトフルネスや、歴史思考の様な書籍自体も、もっと読まなくてはと反省した次第です。

あなたは、自分の思考を深め、検証するために、どのような事を意識されているでしょうか?

『ビジネス選書&サマリーリーダーズ』
週末起業で有名な藤井孝一さんの有料メルマガ毎週、筆者が選んだビジネス書を、10分くらいで読める量(5000字程度)にして配信してくれるものです。

『TOP POINT』
ビジネス書のサマリーの紹介サービス、月刊誌
新刊書9冊、ロングセラー1冊、合計10冊の本の内容をおよそ5000字で紹介してくれます。PDFでも利用可能なので、スマホやiPadなどに入れておくと便利です。

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 単行本 2019/1/11
ハンス・ロスリング (著), オーラ・ロスリング (著), & 3 その他』

『世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考 Kindle版 深井 龍之介』

『SF思考――ビジネスと自分の未来を考えるスキル Kindle版 藤本 敦也 (著), 宮本 道人 (著), 関根 秀真 (著) 』

なお、読書の効果を上げるという点では、以前のトピックス『『読書脳 樺沢紫苑(著)』〜読書家から本嫌いな人まで、AI時代にお勧めの一冊〜』

でご紹介した、『読書脳 単行本(ソフトカバー) 2023/8/31 サンマーク出版 樺沢紫苑 (著)』が参考になるものと一読をお勧めする次第です。


Mohamed HassanによるPixabayからの画像

【今日のまとめ】

・2023年に続いて、2024年も世界の分断化や紛争の激化は残念ながら続き、経済面や社会面にも大きな影響を及ぼすことが予想される

・一方で、地球温暖化による気象災害の激化などの世界共通の課題や、AI・VRなどの情報収集と分析、提供の技術の進歩は、これらの課題の可視化と共有を進める効果が期待できると感じる

・物事の正負の双方の面を見て、冷静に判断するためにも、書籍を含めて複数の情報源を活用し、自分の思考を深める必要性が高まっていると感じる

最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
コメント、ご質問お待ちしております(^o^)!

見出し画像:Mohamed HassanによるPixabayからの画像


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?