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生活の習慣づけと企業の施策の浸透の共通点は何か?

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【今日のポイント】

2023年もあとわずかとなりました。
2024年の計画を立てて、実践するためには、その計画内容(施策)の浸透が必要ですが、
そのための「当事者意識の醸成」において組織レベルの課題を個人レベルまで落とし込む上で、個人の生活における習慣化の工夫を、企業活動に取り入れることは有効と考える次第です。


1.良い習慣をつけるための私の工夫

今年も、あと数日となりましたね。
先日の『2024年に向けてお勧めする振り返りと準備』https://note.com/nobu_g_smb/n/nd277a2342b02
では、主に世の中の流れから今年の振り返りと来年に向けての準備についてお話しましたが、
今回は、今年よりも来年の自社事業を改善する際に、個人レベルでの習慣づけの方法を企業の施策の浸透策の参考にするという視点からお話しますので、ご参考になれば幸に存じます。

例えば、健康面について、私の場合は、

スマートフォンのヘルスケアなどのアプリを利用して、体重や血圧、睡眠状況などを記録する事をここ数年続けています。

そして、1週間、1ヶ月ごとに自分が運動や飲酒の制限など、健康面で実践しようと決めていた項目について出来ていたかどうかをマンダラートを利用してチェックしています。

このような、自分の体調と健康維持に関する取組みの状況の可視化は、何か健康に良い習慣をつけるための第一歩かと思いますが、
これを定期的に続けるためには、手帳やスマートフォンのように、いつも手元にあるツールを使うことは、習慣化に役立つものと実感しています。

また、定期的に活動するために、やることを忘れないようにするという点については、私は予定表への定期的なタスク記載やスマートフォンのアラートなどを利用しています。

なお、自分が行っている上記のような活動自体の良し悪しおよびその適切な程度も、運動の様なものから飲酒、薬の服用まで、世の中の研究が進むにつれて、判断基準が変わってきていると、特に私はお酒が好きなので、最近の飲酒の害に関する知見を見るたびに身に沁みて感じています。

してがって、睡眠なども含めて、心身の健康や成功に必要な習慣を身につけるためにも、良い習慣と悪い習慣に関する知見の集取は継続しなくてはと考えているところです。

なお、家族に「今日は休肝日にする」と言っておくなど、「宣言・公言」の効果も、SNSなどで利用されている方をよく拝見すると感じています。


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2.企業の理念・施策の浸透策

企業の場合企業理念や施策の浸透策については、それこそ行政などの公的機関からコンサルティング会社のような支援団体、企業自身の情報発信まで、数多くの事例を観ることができますね。

これらのものを本当にざっとみてみると、

・業績や生産性、個人の活動やコミュニケーション状況等の可視化
・社員など、社内外の関係者の当事者意識の醸成
・理念の背景や施策の必要性とその効果(あるいは行わない場合のリスク)などをいキャッチフレーズなども含めてわかり易く伝える工夫
・社内外への提示と、研修などの説明の継続的な繰り返し
・ミーティングや面接などのコミュニケーション、アンケートなどを用いた、浸透状況の定期的な把握と改善のサイクルの実践

などが、業界や企業規模を問わず挙げられているところかと思います。


Mohamed HassanによるPixabay

3.個人の習慣化の方法を企業でも応用してみる

個人の習慣化の工夫と、企業の理念や施策の浸透策は上記のような概観だけで見ても、非常に共通点が多いですね。

特に、「当事者意識の醸成」という点については、企業などの組織レベルの課題を個人レベルまで落とし込む事が必要であり、
そこでは、「状況の可視化」「対応をすることの必要性と対応しない場合のリスク双方の認識」が必要となります。

また、「個人の努力に加えて、スマートフォンや仕事で使うパソコンからのアラートなどを用いた活動の意識付けや、やることを思い出す作業自体の自動化を活用して、負担感なく持続できる」事も重要となってきます。

上記の様な、個人がプライベートで行っている習慣づけの方法を企業活動にも取り入れることは、企業理念や施策の理念の浸透の上で有効なものと考える次第です。

あなたは、来年に向けて、どの様な理念・施策の浸透策をお考えでしょうか?

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【今日のまとめ】


・来年の施策の計画を立てて実践する上で、施策の浸透が必要であり、そのためには習慣化することも重要

・個人の良い習慣をつける工夫と、企業の理念・施策の浸透策には多くの共通点がある

・企業においても「当事者意識の醸成」は重要であり、組織レベルの課題を個人レベルに落とし込んで実践するためにも、個人がプライベートを含めて行っている習慣化の工夫を企業活動に取り入れることは有効と考える

最後までお読みいただき、有難うございます!


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