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具体化できないと夢は叶わない法則
いつもはポジティブな表現を心がけているのですが、今日は「叶わない」でスタートしてみます。
プロコーチ・のぶです。
先日、最近コーチングをさせていただいている社長さんに誘われ、その社長さんが受けているコンサル会社の塾(経営塾的なもの)の合宿の成果報告会をオンラインで視聴しました。
そこで感じたのは、「やっぱり社長さん達は夢を持っているな」ということと一方で「果たしてこの夢は叶うだろうか」ということでした。
これは、会社を経営する視点だけでなく、私たちの人生においても同じことが言えるんです。
報告会の序盤戦
1週間ほど合宿をして、経営資源(ヒト・モノ・カネ)の使い方やビジョンを作り込んだという報告会。
1日目だけで12社の経営者たちが順番に報告をしていました。最初の報告者は、決められた発表時間の中で、序盤から中盤にかけて会社の説明にかなりの時間を割いていました。
私の中で「この人はこの限られた時間の中で、誰に何を伝えたいんだろう?」と感じながら聴いていたところ。。。
痺れを切らしたコンサルから「で、君は何を言いたいの?時間が決められているんだから、お客様の困りごとに対して何をしてくれるのかを明確にして、そのために何をしていくのかを話なさい」と。
もう一度仕切り直した結果、聞き手にもわかりやすい説明に変わりました。
「さすが!コンサルさん!」
夢を描く
この合宿では、10年後や3年後の会社をどうしたいのかを経営者さん達が描いてきたんだなということがわかりました。そして、各社報告の最後には、「アフォーメーション」という、ポジティブな言葉でその達成した時のイメージや感情を表現することでしめくくられていました。
夢を描き、その達成している状態や感情をイメージしていくことは、その達成に向けてすごく大事なことだと感じました。
具体化できていないと進まない
一緒に視聴していた、私のクライアントである社長さんから「のぶさん、聴いててどう感じましたか?率直な意見を聞かせて欲しい」と言われました。
私の答えは「将来をイメージして感情も入れて場面設定することは素晴らしいと思いました。ただ、最後に気持ちのいい言葉でまとまっているものの、そこに満足している感がみなさんにあり、これからやることが一つも具体化されていないことが気になります。」
社長さん「実はそうなんです。のぶさんといつも話していて、もちろん将来のイメージは大事なんだけど、毎回、前に進んでいると感じるのは、行動が具体化され、それを実行するからだと、最近感じているんです。この塾ではイメージを作ってからの先が、なかなか進まない。」
多分、この日発表された社長さん達は、その1週間の余韻に浸った後、数ヶ月後には「何も進んでいない」ことに気づくのです。
いかに「ちいさな一歩」を積み重ねるか
夢を持てても、そこに向かう道のりを具体化していかなければ、叶わないんです。夢を叶えた状態の具体化から、時間軸で言うと、今に近くなるほど、より具体的にその時期に達成していることを描き、直近数ヶ月の行動を、いつまでに何を実行していてどんな状態になっていたいのかを描いておく必要があるのです。
その行動目標(P)に対して、実行(D)して、その時期に進捗度を確認(C)して、行動したことによって発生した新しい問題点に対する策を打つ(A)。これを繰り返すことで、最終的な目標にすこしづつ近づいていくんです。
夢や大きな目標を持つことは、すごく重要です。なぜなら、それが進む先のモチベーションになるので。その大きな目標に向かうためにも「ちいさな一歩」を必ず設定し、一歩づつ着実に進んでいく必要があるのです。
そのPDCAを繰り返すことで、目標へ進む感覚と、クライアント自身の成長を実感していただきます。
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私のコーチングセッションでは、個人向けのセッションでも、エグゼクティブに向けたセッションでも、目的や目標の具体化から、行動設定、行動によって発生した課題について、クライアントの感情を掘り下げながら進めていきます。
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所要時間:75分(コーチングの説明を含む)
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