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コロナ禍、もう一つの最前線でがんばっている相談員さんへ

医療現場が物理的最前線なら、
相談支援は非物理的な最前線ではないだろうか。
コロナが蝕む「こころ」の支援の現場にエールを送りたい。

現在2021年3月。新型コロナがやってきてから一年余り。
コロナ禍、世界中で医療従事者へ熱いエールが送られている。
今この瞬間も最前線で活躍している医療従事者の皆様へ
私も心からの謝意を伝えたい。

実は、皆にもっと知ってほしいと思うのが
もう一つの最前線、こころの支援である相談支援の現場だ。

私は、コロナ元年の2020年、福祉相談員となった。
この仕事はご利用者の生活に直結するので休むわけにはいかない。
外出せずにずっと家にいることから皆不安感が増し
電話相談は増えている。
「体」は感染しなければ蝕まれることはないが、
「こころ」は感染しなくても不安にさいなまれ、病んでしまうことがある。コロナだけが理由ではないが、自殺未遂、失踪、虐待、逮捕も珍しくない。

希望して入ったものの、正直初めは私に務まるのかと自信をなくした。
しかし、過酷な業務と引き換えに素晴らしい先輩方に恵まれ
ご指導いただき、なんとか続いている。
自分と向き合い、日々成長させていただく濃い一年だった。

そして、この現場で働く方々に心から尊敬の念を抱くようになった。
私が直接会った方だけでなく、全国、いや全世界で
同じ仕事をしている方に。
福祉相談以外にも相談業務は多岐にわたる。
児童相談、青年相談、婦人相談、高齢者の相談、自殺防止、、、。
相談員という肩書でなくても、誰かの心のケアをしている人。

そんなみなさんへ、私から精一杯のエールを送りたい。

□ 相談員さんへのエール
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皆さん、今日も一日、お疲れ様です。
仕事が終わったら、できるだけ頭を切り替えて
プライベートの時間も大切にしてくださいね。

そしてどうか、ご自分を大切にしてください。
あなたが倒れたり、元気が無くなってしまったら、
何人の人が相談できなくなるでしょう。
何人の人のこころの健康が脅かされるでしょう。
あなたのこころと体を元気に保つことが
支援する相手のためにもなるのです。

あなたのお仕事は、愛のあるお仕事です。
尊いお仕事です。
尊いお仕事をするためにあなたは生まれてきたのかもしれません。
たくさんの方々の声を代弁して

いつも、本当にありがとうございます。

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読んでいただき、ありがとうございました。
皆様の毎日が幸せでありますように。

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