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努力が続かない人は記憶喪失になっている件

私たちは何かに挑戦しようと決意する瞬間、強い意志を感じます。ダイエット、仕事のプロジェクト、勉強、いずれも最初はやる気に満ちていて、「今回は絶対に続けられる」と自信満々。しかし、気づけば目の前の誘惑に負けて、やるべきことを忘れてしまうことはありませんか? その瞬間、私たちは「記憶喪失」になっているのです。ここでいう記憶喪失とは、やるべきことを他の楽しいことに意識がいって忘れてしまうこと。この現象について深掘りしていきます。

記憶喪失が起こる理由

日常生活には多くの刺激があります。例えば、SNSの通知が鳴ったり、友人からの誘いが急に舞い込んだり。こうした瞬間に、私たちの意識はそちらに奪われてしまい、気づけばやるべきことは後回し。最初は「少しだけ」と思っていたのに、その誘惑に没頭し、時間が過ぎていきます。

ある主婦の例を見てみましょう。彼女は子どもが学校に行っている間に掃除と家計簿を片付けるつもりでした。朝の段取りも完璧で、さあ始めようと思った瞬間、テレビで面白そうなドラマの予告を見てしまいます。「ちょっとだけ」と思って見始めたその瞬間、家計簿も掃除も頭からすっかり消え、気づけば昼過ぎ。結局、何も進まず、自己嫌悪に陥ってしまいました。

これは「他のことに意識がいってやるべきことを忘れてしまう記憶喪失」です。この現象は日常的に私たちを襲い、気づかないうちに目標から遠ざかってしまうのです。

記憶喪失を防ぐためには

では、この記憶喪失をどう防ぐか? その鍵は「手帳に書いて日々何度も見直すこと」です。具体的な例を挙げましょう。仕事のプロジェクトを進めなければならない営業マンがいました。彼は毎朝、今日やるべきタスクを手帳に書き込み、それを1日に何度も見直すようにしました。午前中に一度、昼休み、そして午後にも。手帳を開くたびに自分の目標を思い出し、誘惑に負けずに集中力を保つことができました。

手帳に書き込む行為は、目標を視覚的に強く意識させてくれます。さらに、何度も見直すことで、意識が他のことに向いてしまっても、再び軌道修正がしやすくなるのです。

手帳を使った成功の秘訣

手帳を効果的に使うためには、いくつかのポイントがあります。まず、毎朝その日の目標やタスクを書き出すことです。書くことで、頭の中にあった曖昧な目標が具体的になります。次に、その手帳を定期的に見返すこと。最低でも3回、朝、昼、夕方に見直し、進捗や達成度を確認します。

例えば、ダイエットを目指している人が「今日の食事内容」「運動の予定」を朝に書き出し、昼食前や夕食前に手帳を確認する習慣をつけます。これにより、食事の際に自分の目標を忘れずに済みますし、誘惑にも強くなれます。何度も手帳を見直すことで、目の前の楽しさに気を取られてしまうリスクを減らすことができるのです。

実際に試してみる

この方法を取り入れるのは簡単です。まず、手帳を用意し、毎日朝にやるべきことを書き出してみてください。やることリストを視覚的に確認することで、自分がどこに向かっているのかがはっきりとわかります。そして、1日に何度も手帳を見返すことで、他のことに意識が奪われても軌道修正が可能になります。

ある学生の例を挙げます。彼は試験勉強を進めるつもりでしたが、気が散りやすく、ついゲームやSNSに手を伸ばしてしまう癖がありました。そこで、彼は手帳を活用し、1日の勉強計画を明確に書き出し、時間ごとにその進捗をチェックするようにしました。結果、ゲームやSNSに意識がいってしまうことが少なくなり、計画通りに勉強を進めることができたのです。

終わりに

努力が続かない理由は、「他のことに意識がいってしまい、やるべきことを忘れる記憶喪失」にある場合が多いです。しかし、この記憶喪失を防ぐためには、手帳を使って自分の目標を明確にし、日々何度も見直すことが効果的です。これを実践することで、誘惑に負けることなく、自分のやるべきことに集中できるようになります。忙しい日々の中でも、自分の目標を忘れずに、しっかりと努力を続けるための一歩を踏み出してみてください。

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