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高速で文章を書くために必要なこと(構成)
書く文章の構成を作れれば、高速で文章を書くことができます。
文を書くというのは、知っていることか調べたことをまとめる作業、
アウトプットですが、何を書くかが決まっていないと、
それぞれの段階で迷いが生じるので時間が掛かります。
しかも書きながら迷うと、折角書いた文章を消してしまいがち。
一度最後まで書き上げてから直せば良いのですが、
頭の中であれこれ考えると、これでいいのか? と迷ってしまって
時間が掛かります。
実は書くこと自体が目的です。
書きながら考えが整理されたりすることも多いですから、
最初から整理された文章を書く必要はありません。
一端、構成を決めてその枠通りに吐き出していくといいです。
直すのは後です。
あなたの意見を一つに伝えるために吐き出していると考えましょう。
では、構成を作りましょう。
有名な文章の構成を使うと楽です。
PREP法、SDS法などが有名ですし、PASONAの法則もあります。
潮凪洋介さんのブロック法 犬塚 壮志さんのIKEPOKET法 もあります。
書きたい内容でざっくり選べばいいです。
あとは中身を埋めていきます。
各文章の構成は、この順番で言えば理解しやすいというモノなので、
構成を使うことで、パーツに集中できるようになります。
PREP法やSDS法はパーツが少ないので、
枠を作って穴埋め式で簡単に書けます。
ブロック法、IKEPOLET法にしても枠ができているので、
その中に何を書くかに集中して考えます。
私の場合は、まず、その枠の中に
どのキーワードで書くかを入れていきます。
順番を調整して、言いたい順にして行きます。
大体、2〜3個のキーワードでいいです。
Kindleを書く場合は5〜7つくらいです。
この数は、全体の文章の長さから逆算します。
そうすると、枠の数×キーワード数×150文字程度で
全体の長さになります。
PREP法=4ブロック×3キーワード×140文字=1680文字
みたいにざっくり出てきます。
140文字はX(旧Twtterの文字数くらい)から来ています。
Kindleを書くときは4章5節7キーワードで、
4章×5節×7キーワード×140文字=19600文字です。
これに「はじめに」と「おわりに」を入れれば、2万字を超えてKindleとしては型になります。
この辺は、『2万文字を 60分で書く方法』に書いてあります。
大きな文章の塊を考えるのではなく、構成を選び、
その中に何を書くかを入れて、並び替えて、膨らませば、
結構早く、文章が書けます。
テンプレート次第で、報告書でもブログでも、
Kindle本でも書けてしまいます。
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